第988回
勝負に出た人たちの話は人の心を打ちます
北京セミナーは9時30分から始まり、
日高さん、柳田さん、それに私が続き
それぞれ、前に出て話をさせていただきました。
その結果、あっという間に12時を過ぎ
お昼の会食は13時からになりました。
日高さんのお話は
いったん、日本の会社につとめたけれど
北京の街の様子を見学してみて、
中国にはチャンスが多いと実感し、
たまたま紹介された中国人が経営する会社に
転職したというものでした。
また柳田さんのお話は
日本を代表する商社の北京駐在員として
活躍されたあと、独立心に燃えて、
「北京事務所駐在員会社」を立て、
踏み出しますが、
当初は志と違った事態に直面し、
苦難の日々が続き、
そんななかに明るい日の光が差し込むように
新しい仕事に出会い、
息を吹き返すというお話でした。
お二人の話を聞いて、
人生において、
自分の志を実現しようと思ったら、
勝負にでる必要があるなあと感じました。
そして勝負に出た人の体験談には
人の心を打つものがあるなあと感じました。
このお二人のあと、
私も話をさせていただき、
熱気が漂うなかで、泊シェフが
心をこめてつくってくださった
イタリア料理の数々をいただきました。
このセミナーには、
年の若い野心家が何人も集まっていて、
頼もしい限りでしたが
そのなかには、以前、HiQで
「こんなんありだ税っ!」というタイトルで
エッセイをお書きになり、
いま北京の大学で留学生活を続けるかたわら、
就職サイトの運営に取り組んでおられる
浜田善行さんもご出席され、
元気よく自己紹介されました。
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