第792回
私の相棒も中国の大学への留学を決めました
中国で働いている日本人青年や、
これから中国で働くという日本人夫妻から
お便りをいただき、お金と同じように
人も中国の方面に動く時代になってきたなあ
と思っていましたら、7月はじめのこと、
私がすっかり頼りにしていた青年から
北京の大学に留学を決めたとの連絡が入りました。
「突然で恐縮なのですが、
今年の7月末で9年間勤めた会社を退職し
8月末から北京に留学をする予定です。
会社の上司には留学のために退職する旨を
内々で報告し現在、仲介業者を通して
留学の手続きを進めています。
7月末には留学許可が下りる見込みです。
決めた理由は色々あるのですが、
人生設計セミナーでも話したことですが、
A.今の勤務先に継続雇用される
有形無形のメリットを享受し続ける
B.新しく心に沸いてきた考えに従って
新しい冒険にチャレンジする
この二つの方向のどちらをとるかについて
考えてきました。
その結果、Bの『チャレンジを選ぶことにしよう。
しかも、できるだけ早くやってしまおう。
今が正に、セミナーで宣言した行動計画を
実施するタイミングだ』と考えました。」
私は東京で人生設計セミナーをひらいたあと
半年くらいたったところで
発表会をひらいていますが、
たしかに、そのとき、この青年は、
二つの方向のどちらをとるか、
考えていくと言っていました。
ただそうはいっていても、
彼が勤めている会社は安定し
また業績を伸ばしているので、
結局本人はいま勤めている会社で
仕事を続けることになるのではないかと見ていました。
ところで、この青年には
セミナーが終ってからも参加者が
ネットで交流できるサイトを立ち上げてもらい、
その運営をお願いしていました。
だから彼は私にとって
「相棒」ともいうべき存在で、
頼りにしていました。
そういう人に海の向こうに飛び立たれると、
なにかと都合が悪いことがでてきます。
しかし、彼が自分が向かう方向を
しっかり考えた結果選んだことなので
これは、よく新しい道を選びましたねと、
しっかり祝福することにしました。
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