Qさんは、かつて「知恵は借り物でも知恵である」と書きました
そういうことをおっしゃる人の知恵ならいくら借りてもモンクは出ませんね

第790回
店を閉じて上海に渡るご夫妻からお便りをいただきました

北京にある中国人の経営する会社で働く
日本人青年からメールをいただき、
どんな仕事をなさっているのか教えていただきましたが
そのあと、日本の店を閉め夫婦揃って
上海にわたるという方からお便りをいただきました。

「はじめまして。いつもネットの有意義な情報を
 拝見させていただいているものです。
 邱先生の長年の読者のひとりで、
 ことし最初の海南島軸の投資考察団に夫婦で参加して、
 はじめて邱先生に直にお会いし、
 相談にも乗っていただきました。

 “なま”の邱先生とお話でき、本当に感激しました。
 いま39歳ですが、34歳の時に独立して
 古本やDVDなどを売る店を千葉と山形で開業し、
 約5年自分たちなりに奮闘努力してきたつもりです。
 しかし、奮発して参加した考察団で
 めざましい発展ぶりの中国に触れ、
 邱先生にお会いした瞬間、
 中国で何か始めようと思い、
 店をたたみ、来週上海に住み始める予定で準備しております。

 店をたたもうと決心して、
 たたむまで2ヶ月もかかってしまいました。
 それくらい店の在庫を処分、整理するには
 手間がかかりました。

 中国では、ちょうど今先生が、
 “もしQ”で掲載されているそばの栽培など、
 農業栽培に注目しており、
 山形でソバ打ちも体験してきました。
 内モンゴルでも雲南省でもどこでも
 すっとんでいくつもりで、
 いろいろ経験したいと思っています。

 余談ですが、私の妹がかつて戸田さんが前に
 勤めておられた新日鉄に勤務していました。
 6,7年前に退社して、単身パリに渡り、
 いまは凱旋門の前にあるコペンハーゲンとかいう
 レストランの厨房で調理師になって働いています。
 身内のこういった動きも刺激になっています。

 邱先生が仰られているように、
 人間は足があって、どこにでも移動できるんだから、
 チャンスがあるところに
 どんどん動くべきだというアドバイスを励みに
 中国で仕事をつかみたいと思っています。」

こんな思い切った行動に出られた
この方の冒険心と行動力に敬意を表し、
すぐに返信しました。


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