第373回
人づき合いのいい人と親しくすると得をします
このHPで連載をはじめてから
たくさんの人からメールをいただくようになりました。
おかげで友人がふえましたが、
この1年の連載の間に
人の輪を大きく広がるきっかけを
つくってくださった方が何人かいます。
その一人が大学時代の友人の石和田洋さんです。
石和田さんは大学時代親しくしていましたが、
その後交流が途絶えていた人ですが
40年ぶりにたずね、
これから邱さんのHPで連載を書くと
石和田さんに報告したことが、
人間関係の幅を広げることになりました。
石和田さんには
高校時代から交際が続いている仲間がいて
その一人が、門脇伸行さんです。
彼は本が好きという性分が嵩じて
定年後にネットの本屋さんを開業した人ですが、
石和田さんによれば、この門脇さんが
ハイQを読んでおられるとのことでした。
この情報がきっかけになって、
門脇さんとの交流が活発になり
石和田さんとの交流も復活しました。
私は石和田さんのお宅にお招きいただいた席で
門脇さんに邱さんの古本を扱っていただくようお願いし、
門脇さんが快く引き受けてくださったので
“邱永漢文庫”が誕生することになりました。
ついでにいいますと“邱永漢文庫”
なかなか繁盛のようで、
ご利用いただた方には
店主に代わってお礼を申し上げます。
さて、この門脇さんは人と会う時、
その人に向いた本をプレゼントする癖がありますが、
同じように、自分が親しくなった人に
別の友人と会わせようとする癖もあります。
この門脇さんのお世話で、
古書検索のパイオニアである
河野さんをご紹介いただき、
この河野さんのご好意で
河野さんがオフィスを置いている
横浜関内のビルを拠点にして活動している
ベンチャーの人たちに
話をさせていただくことになりました。
そのとき、
このコラムを読んでいただいている人たちが
何人かきてくださり、
交流の幅が一挙に広がることになりました。
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