第327回
読者の方から友里への提案・質問への回答　その２
２回、３回通ってから書け

続編でも少し触れましたが、
必要とあれば何回でも通っております。

どちらかというと、料理自体のほか、
店や料理人の経営方針にも着目していますので、
１回だけの訪問でも書く事は可能です。
ですから、限られた時間と予算の為、
１回だけの店もあるのは事実ですが、
１回だけの訪問で書いているのは、比較的良いと判断にした店か、
「フォリオリーナ・・・」のように
コンセプトがまったく評価できない店です。
つまりその日のシェフや自分の体調、
その他偶然発生した影響でＣＰを悪く感じたのではなく、
店の考え方が変わらない限り
何回訪れても友里として評価はかわらない、と判断した店は
１回で終わらせています。

しかし、そのような店以外でしたら、
食後感を悪く感じた店は、
自分の体調その他の問題かもしれないと再訪に心がけています。
「みかわ」はかなり行きました。
世間の評価とかなりのギャップを感じたからです。
同じく「ル　マンジュ　トゥー」も日を置いて通いました。
「あさみ」をはじめ
その他多くの店を再訪させていただいたということは、
いかにマスコミの評価とのギャップを感じた店が多かったという
証左といえるでしょう。
ほとんどの店が、初回と同様の印象で終わったという事実は、
自腹の私にとって、かなりの痛手になっております。（笑）

321回にも述べましたが、新橋の「趙楊」を評価する為に、
特に麻婆豆腐や花椒を理解する為、
色々店巡りをしていることもあります。
この店は短期間で３回以上訪問していますが、
舌が痺れまくっただけでした。