第357回
50歳からの≪トキメキの養生法≫
僕の主治医・帯津良一医師の
元気で長生きするための
「ときめきの養生法」の話の続きです。
普通、代替療法の医師というと、
自分の療法以外はやってはならないと
頑として聞かない――、
これまた偏屈な医師もいるものです。
しかし、帯津医師の治療は選択の幅が大きい。
心の広い人でよほど迷信臭い療法は別にして
その患者の心身の気分が良くなり、
エネルギーが高まる体験をしたものなら、
代替療法でも許してくれます。
患者の心の状態を高めることを土台として、
とくに食事法や呼吸法といった
日々の養生を大切に考えています。
その上に、漢方や西洋医学、そして、
代替療法を組み合わせ、一人一人の患者に合わせた
治療設計、人生設計の相談にのってくれるところが
素晴らしいわけです。
イメージ療法のサイモントン療法や
最近では、西洋の漢方ともいわれる
ホメオパシー療法にも力をいれ、
まさに逆発想の21世紀型統合医学、
いやホリスティック医学を目指して、
患者と共に歩んでおられるわけです。
そして、死をも恐れない治療設計、人生設計こそ
「攻めの養生法」だ、といっておられるわけです。
「攻めの養生法」の基本には、
死を恐れずに、希望に生きる――
つまり、わが身の生命とは、
宇宙生命体の大いなるエネルギーの中にあるのだから、
その無限の虚空の世界へまっしぐらに帰っていく“旅”が、
生であり、死である――、という
帯津医師の独特の死生観が
「大いなるトキメキの養生法」の基本にあると思います。
そのためにこそ、日々、心身のエネルギーを高める
小さな養生を積み重ねることが大切だ、
そうすれば、希望に満ちたトキメキの日々が
開けてくるというわけです。
どうですか?
この先行き不透明な時代だからこそ、
とてもダイナミックで
すがすがしい発想法だと思いませんか?
≪追伸≫
第350回「ガン延命と《生体防御力》」に
たくさんの反響をいただき有難うございました。
この記事関連の「第3回 免疫と健康フォーラム」という
講演会が、11月15日(日)九州・福岡で開かれます。
(講師・野本亀久雄・九州大学名誉教授ほか)
詳しく知りたい方は、以下に問い合わせしてみてください。
●免疫抗体食品研究協会 03−5466−2074
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