礼儀正しい人がガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第410回
新しいテーマに挑戦してみるか?

前回、このコラムの第1部
≪気がつけばあなたもガン≫の
初回の部分を再現してみましたが、
第二部の≪ガンを切らずに10年延命≫の
初回についても、ちょっと、思い起して見ましょう。

               *

なぜ≪ガンを切らずに10年延命=漢方力の驚異≫
という題名でコラムを再開したかといいますと、
いまの≪手術、抗ガン剤、放射線≫しか、
正当治療=標準治療として認めない、
西洋医学一辺倒のガン治療システムに
どうしても患者としては疑問を拭えなかったからです。

≪ガンを切らず≫に病棟を退院したとき、
主治医が『手術をしなければ再発転移する』と迫り、
多くの知人友人たちからも
呆れ返える声が風の便りに聞こえてきました。
しかし、こうして長生きしている僕を目の当たりにすると、
多くの医師たちが『キミの場合はレアケースだよ』と苦笑し
多くの知人たちも『キミは悪運の強い奴だナァ』
と呆れるばかりなのですね。
しかし、はたして
≪ガンを切らずに10年延命≫を果たした、
患者のケースを“珍しい例外”と片付けていいものなのか?
これが、10年間、僕が生身で感じた
感想であり、疑問でした。(略)

               *

お蔭様で、このコラムと同時に発売した
拙著「ガンを切らずに10年延命」も8刷を重ね、
また、ガンは≪切らない≫でも治るケースもある――、
患者が養生の工夫をすれば治せる――
まさに運と縁は紙一重だ――、
という、逆転の発想法についても、
多くの皆さんに知っていただくことが出来、
1つの役目を終えたのではないか――
と思ったりしました。

このあたりで、もう筆を置こうかとも考えたのですが、
一方、周りを見回すと、
うんうんと唸っているガン患者はますます急増し、
人口高齢化と医療崩壊が≪寝たきり長生き≫という
絶望的な社会状況を拡大させている――、
おまけに、経済状況は
≪円高+デフレ不況≫で先行きは混沌にして不透明。
一人ひとりの生活危機・いのちの不安が
勢いを増しているではないですか?
これがどうしても気になって脳裏を離れませんでした。

というわけで、この暮れになって、
よ〜し、来年からは新しいテーマで≪新装連載≫してみるか!と
もう一度、パワーを全開してみることにしたわけです。

新年からのタイトルは
≪ガンは絶望病にあらず――
逆転発想の希望学≫
と決めました。
キーワードは≪希望≫です。
どうぞお楽しみに!



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多くの患者さんやご家族の方々の参考になる内容です。

著者:関根 進
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2009年12月31日(木)更新
- このコラムは毎日発行です -

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12月25日  第404回 悪い≪デフレ≫を生きる知恵・5
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12月29日  第408回 冬休みのリラックス気功・2
12月30日  第409回 よくも2500回も書いたものだ
12月31日  第410回 新しいテーマに挑戦してみるか?


※2002年〜2008年まで連載された「気がつけば、あなたもガン」はこちらから。

 ■関根 進 (せきね・すすむ)
スローヘルス研究会会長。季刊「いのちの手帖」編集長。1940年、東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒。『週刊ポスト』など各種雑誌編集長を歴任。小学館取締役を退任後、食道ガンになったが、食事療法や漢方療法も組み合わせたホリスティックな療法で「ガンを切らず」に延命して10年。現在、インターネート・オンライン投資、中国経済研究から患者学研究までマルチなジャンルで活躍中。
中国・長春中医学院大学名誉教授でもある。


著書は『母はボケ、俺はガン』(日経BP社)、『しなやかな玄米菜食』(太陽企画) 、『帯津良一のがんに打ち克つ いのちの手帖』(二見書房) など多数。 近著は 歴史ノンフィクション評伝『大正霊戦記 大逆事件異聞 沖野岩三郎伝』 (書斎屋)。

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