第192回
ある分野に強い弁護士に依頼するには
自分の相談がどの分野の問題なのか知らなければなりません。

最近、ある分野に強い弁護士に依頼したい
という声をよく聞くので、
どうやって探したらよいかを連載しています。

探し方については、第163回第167回第172回
第177回第182回第187回と説明してきました。

その前提として、自分の問題が
どういう分野に属しているのかわからなければ、
その分野に強い弁護士に依頼することはできないわけです。

弁護士の取扱分野を分けるのは、
以前説明したように法律で分けるのか、
業界で分けるのかなど難しい問題ではありますが、
一応、こんな分野があるという説明をしてみます。

弁護士は、全ての法律分野について取り扱っているので、
弁護士のホームページには
かなり広範囲に書いてあるのが普通です。
書いていないと取り扱っていないと思われる
という考慮があると思います。

僕のホームページの取扱業務には、会社と個人に分け、
会社については、
契約の締結、取引のトラブル、債権回収、弁済猶予、
会社の再建・倒産、労働問題、
不動産の売買・賃貸借、会社組織・経営権争い、
民事介入暴力対策、フランチャイズ 、
スポーツ・エンターテイメント、
ゴルフ会員権・株式その他資産管理、研修・講演、
原稿執筆、顧問契約。

個人については、
相続・遺言・高齢者の財産管理、
不動産の売買・賃貸借・マンション、
ゴルフ会員権・株式その他資産、離婚、
借金の整理・破産、事故と書いています。

結構たくさん書いてありますが、
これでも見た人がわかりやすいようにテーマを絞って
具体的に書いているつもりです。
これに書いていない分野をやらないわけではありません。

これらあるいはこれら以外についても、
それらがどんな分野でどんなことを取り扱うのか
これから説明して行きます。
それについては、また金曜日ということになります。


■今週の宿題 ■
ダイヤルQ2の利用料金や
レンタルビデオの延滞金などについて、
実際はないのに、
債権を譲り受けたと言って請求することは、詐欺となる。
でしょうか? ×でしょうか?

お答えをお待ちしております。


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2003年6月13日(金)

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