第1059回
留学先は自分との相性を考えて決定

前にご主人としばし別れて
北京に留学されることを決めた
女性のことを書きましたが、
この方が中国大使館でビザをとるため、
ご主人を連れて
上京されることになりました。

最近は、
私のセミナーに参加した人たちが
地域を越えて、交流するようになり
このときも、東京で活動している方々が
この方の歓送会を
新橋で開きましょうと呼びかけ、
私たち夫婦も参加しました。

中国に留学するといったことは
とても楽しいことですから話に花が咲きます。
そんななか、
「中国では外国からの留学生を
　受け入れてくれる大学が各地にありますが、
　どうして北京の大学を選ばれたのですか？」
という質問が投げかけられました。
その質問に対して北京に留学する女性は、
次のように答えました。

「私は旅行が好きで毎年、
　外国に旅行していますが、
　中国への留学を考えるようになってから、
　どの地域の学校が
　自分に合うだろうかと考えながら、
　戸田さんのセミナーに参加して
　シンセンを訪れたり、北京を訪れました。　
　また別に、自分で、上海にも行きました。

　中国の発展を実感するには
　シンセンとか、上海がいいと思います。
　でも、どうもこの二つの地域は
　自分との相性がよくありません。
　それに対して、北京の場合は、
　ここならやっていけそうだ
　ということになり、
　それで北京に決めたのです。」

中国への留学先を決めるのに、
あらかじめ各地を訪ね、
自分との相性を確かめて決めた
というところがダイナミックで
おもしろいと思いました。