第868回
友人に北京でおいしいお店を選んでもらっています
邱さんの著作に
『旅が好き、食べることはもっと好き』
というのがあります。
「あなたは旅することと、食べること、どちらが好きですか」
と聞けば、
「旅することも、食べることも、どちらも好きですが、
どちらが好きかといわれたら、食べることです」と
おっしゃる人が多いのではないでしょうか。
今年の3月20日、
北京でセミナーをひらくのですが、
幸い、いま北京に留学し、
このセミナーの実行を
現地サイドで支えてくれている私の友人は
生来、食べることが好きな人です。
北京に留学してから、
現地で購入するパンがまずくて辟易し、
三全公寓に飛んでいって
Q's CAFEのパンを購入して食べたところ
おいしかったと伝えてくれたので、
私はこの欄で
「Q's CAFEのパンはやっぱりおいしい」と
彼の体験を紹介しました。
彼はその後も、しばしば三全公寓を訪ねて
友人とイタリア料理店の「イル・ミリオーネ」や
広東料理の「林一品」を楽しんでいるようですし、
そのほか実際に行ってよかった店のことを
自分のHPで伝えてくれています。
ところで彼が留学したのは昨年の8月で、
それから2ヵ月後に邱さんの
『口奢りて久し』が発行されました。
この本を読むと「北京で口直しをしたかったら」などと、
邱さんが北京で新しく発見された
食事処などが紹介されています。
ついては、留学青年に、この本を読んでもらい、
できることなら紹介されている店も訪ねてもらい
その上で、セミナー参加者のための店を
選んでいただこうと考え、私はこの本を
航空便で彼のところに送りました。
セミナー準備の舞台裏では、
こういう細かいこともしていますので
北京のセミナーに参加される方々には、
食べることについては、
まずまずの印象を
お持ちいただけると思っています。
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