第1577回
北京で中華料理のマネージャをやりませんか
本場の北京の中華料理屋のマネージャに
中国人でなく、日本人を使うのは
とてもおかしいことでしょうか。
うちの北京の三全公寓のクラブハウスには
新しくできるイタリア料理屋
「イル・ミリオーネ」と隣り合わせに
「林一品」という中華料理の店があります。
私が経営しているわけではありませんが、
以前、うちの台湾のゴルフ場で働いていた青年が
総経理をしています。
はじめた頃は料理も安定せず、
客もまばらでしたが、
私にどうしたらいいか、何度も尋ねるので、
コック長と総経理を香港の福臨門まで連れて行って
香港一と言われる広東料理を食べさせたり、
うちの家内が北京に行った折りに
邱家の料理を10品以上も教えたりしました。
それでも折角、
ふえたお客が途中でストップしてしまったり、
満室になったかなと思ったら
ガラ空きになったりするのを
くりかえしているところを見ると、
上に立つ人がサービス業の
基本的な要領をのみこんでおらず、
客をふやす術にたけていないから
というよりほかありません。
雰囲気もデザインもサービスも申し分ないのに、
お客がふえないのは
(1)料理のすすめ方に問題がある。
(2)お客が好んでまた来てもらえる価格体系になっていない。
(3)お店の売り物になっている名物料理のパンチがきいていない。
と言うよりほかありません。
ちょうど、うちの香港の家の料理係を
10年以上勤めたお手伝いさんが
私たちが香港の家を閉じたのをしおに
紅一点でその店のキッチンに加わったので、
「教えたらすぐのみ込んで改善のできるマネージャ」を
探がすことにしました。
水商売が好きで、
将来、海外で一旗あげたいと思っている
30才前後の青年はいませんか。
イタリア料理のマネージャに立候補してくれてもいいですが、
中国で中華料理で
中国人と対等にマネージメントできたら、
将来、この業界の大物になれる道がひらけると思います。
言葉をはじめ、未経験なために
時間をかける必要があることが色々と予想されますが、
それに耐えられる勇気のある人は
手をあげて下さい。
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