Qさんは、かつて「知恵は借り物でも知恵である」と書きました
そういうことをおっしゃる人の知恵ならいくら借りてもモンクは出ませんね

第786回
成長経済下の株を自由に買える良い時代です

いまから27,8年前のころの話になりますが、
関根進さんが編集長をしていた
週刊ポストに邱さんが連載して
完成した作品のひとつが
『悪い世の中に生きる知恵』です。

この著作のなかで邱さんは
読者への提言の一つとして
台湾株を手に入れることを推奨しました。
当時の台湾株は現地に行かないと買えず、
お金も時間もない私は手も足もでませんでしたが、
経済が伸びている国の会社の株を買うということで、
その利益の分け前にあずかることができることを
勉強させていただきました。

その後、邱さんが予言したように
台湾の経済が大きく成長し、
韓国の経済とならんで
世界中から注目を浴びるようになり、
邱さんのアドバイスに従って、
台湾株を買った人は
成長の分け前にあずかりました。

そうした台湾の経済発展が刺激剤になり、
大陸の中国が資本主義の考え方を取り入れ
台湾や香港から資本投下を促す形で
経済を発展させるようになりました。

それが、功を奏して大陸の中国が
「世界の工場」という位置を固め
私たち日本人も、日本にいながら
中国の株を簡単に買えるようになり、
中国の経済発展に相乗りし
成長の分け前にあずかる
チャンスをつかむ可能性が生まれてきました。

こうしてみると、日本の国内だけ見ていると
「悪い世の中だ」と思うところが多々ありますが
いまは、海の向こうで、お金が元気よく働く地域の株を
自由に買える「良い世の中」だということが
言えるのではないでしょうか。


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