Qさんは、かつて「知恵は借り物でも知恵である」と書きました
そういうことをおっしゃる人の知恵ならいくら借りてもモンクは出ませんね

第706回
「これが一番トクだといえる理財の方法があります」

熊本県在住の青年が
9月に福岡でひらくセミナー
参加するつもりだとメールをおくってくださいました。
青年はこれから先のことを考えて
お金のことについて
自分なりの手を打っているけれど不安です。
と書いていましたが、
私はこのメールを読ませていただき、
自分が30代だった頃のことを思い浮かべました。

私も青年と同じように、
将来のことに対する不安で頭がいっぱいで、
「ひょっとして自分は
先のことを心配するレースに出たら
特別賞をとるんじゃないかな」と思うくらい
いつも先のことを心配していたからです。
むろん、その心配の中には、
お金のことについての心配が入っていました。

そんな頃のことをふりかえりながら、
胸に去来することの一つは
自分の「先生」として、邱さんを選んでよかったなあ
という感想です。
邱さんが平成5年に出版した著作に
『みんな年をとる』という本があります。
この本のなかで邱さんは
いつの時代も、その時代、時代で
いちばん合理的な理財の方法があると
次のように書いています。

「世のなかには、その時々の社会環境や
税法に照らし合わせて、
これが一番トクなやり方だというやり方は
依然として存在している。
私自身、そういうやり方を実行している。
昔と今と違うところがあるとすれば、
若い時と日数が勘定できる年齢になってからでは
お金の役割も値打ちも違うから、
その違いからくる結論に
違いが生ずるくらいなものである。」
『みんな年をとる』

とても力強い言葉です。
さて、いまの経済環境のもとで
もっとも合理的なお金の運用法は
どういうものでしょうか。
幸いなことに、邱さんは
このHiQでご自身の考えや行動のあらましを
伝えてくださっています。
ですから邱さんの発言に耳を傾けることで
邱さんの考えをつかむことができます。

そして一番大切なことは
こうした先人の考えを参考にして、
自分がどんな方法をとるかということでしょう。
自分なりに考えて答えを出し、行動し、
うまくいかなかったところは修正して、
「今の時代に一番トクな理財法はこれだな」
と自分なりに納得できるようになると
いいなあと考えています。


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