第701回
時代にマッチしない仕事は敬遠するほかありません
仕事の選択はその後の人生を決定しますから
どんな仕事を選ぶのか、
あるいは選びなおすのか、
決定する際には
真剣にとり組む必要があります。
また年をとっても、仕事は
生き甲斐を感じさせてくれますから
仕事を持ち続けることは大切です。
そう思って、今年の秋は
札幌や仙台や福岡にもでかけて
人生の設計をテーマとするセミナーを
やってみたいと思い、発信しましたところ、
早速、札幌にお住まいの女性から、
メールをいただきました
「私は勤めだして4年ばかりですか
勤めている現在の会社は、
斜陽化していく事業ばかり行い、
新規事業を行うことは考えていないようです。
また、時代にそぐわない古い社内制度に固執しています。
一時期、社内改革をすすめており、
社外から優秀な人材を入れ、
会社が少しずつ良い方向へと変わっていき、
会社が生まれ変わるように思えた時がありました。
しかし、改革は打ち切られてしまい、
現在では改革以前の体質に戻りつつあります。
私は30代、40代を迎えたときに
他人には無い何かをつかみ、
それを若い世代に伝えたいと考えていました。
邱先生のお言葉を借りると
社会人教育とでも言うのでしょうか。
会社の改革が行われたときには
変化する一部始終を見ることができ、
他の人では体験できないことを
体験できると胸を躍らせました。
しかし、現在では、
社会経験の浅い私から見ても
時代にそぐわない社内制度に固執し、
会社が発展することを願わず、
現状維持でどこまで会社の体力が持つのか。
そのようなことを考えながら、
転職する決意を固めたところです。
人生設計セミナーに参加し
今後の仕事選びのヒントを得たいと考え
メールさせていただきました。
ご配慮のほどよろしくお願いいたします。」
私はこのメールを読ませていただき、
仕事に対する真摯な態度に接して
すがすがしい気分にさせていただきました。
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