| 第685回将来の夢は小説家になること
 前回、大道芸とマジックを趣味にしている青年と奥さんのことを紹介しましたが、
 この青年の紹介で、同じ勤務先で仕事をしながら、
 小説を書くことを趣味にしている青年に、
 セミナーに参加していただくことになりました。
 この青年は大学院で電気工学を学び、理系的のキャリアですが、
 趣味は文化系で、
 大学時代はクイズ研究会の会長を務め、
 多くのクイズ番組に挑戦したそうで
 5年ほど前から小説を書くことに目覚め、
 いま川上一翁(かわかみ かずお) という
 ペンネームで文章を書き、
 ホームページも持っています。
 http://www.muratch.com/k-kazuo/
 いかに難しい言葉を使わずに、分かりやすく、深い表現をするかに努め、
 究極的には「物書きになる」ことを夢に見ていて
 今回は、友人の勧めにのって、
 視野を広げる勉強だと思って
 参加することにしたとのことです。
 この青年の場合は、邱さんの文章は読んだことがないとのことでしたので、
 “お知恵拝借”についての印象をうかがったところ
 今年、1月11日〜12日に掲載した
 「30歳前後で自分の職業に疑問を感じるようになります」
 「30代のはじめに自分の職業について考えることは無駄ではない」
 の二本が印象に残ったとのことで、
 私が引用している邸さんの著作
 『貧しからず 富に溺れず』を
 是非読んでみたいと思ったとのことです。
 こうした形で邱さんの作品に親しむ人がふえ、邱さんの作品を仲立ちとして、
 交流の幅が広がり、また深まれば
 楽しいことだなあと思ったことでした。
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