第556回
いま文章を書く人が求められています
古書検索サイト「紫式部」のHPに
エッセイを書く人を探す作業に少しばかり関係し、
ネット上で文章を書く人が
求められていることを知りました。
そして、そういうことなら、
自分の周辺に格好の人がいるぞと思いました。
私のセミナーに出席してくださった
30代ながら転職経験が豊富な青年のことが
ごく自然に浮かんできたのです。
私は自分がセミナーを開くとき、
参加の意向をいただいた方々に、
自己紹介の文章とか、
邱さんについての印象を書いていただきますが、
その青年が書いた文章は
ピカッと光っていました。
読ませてもらううちに、
こちらが楽しくなってきて、
読み終わらないうちから
「この人の文章はぜひ
『お知恵拝借』のコーナーで紹介させていただこう」
という気になってしまいました。
実際に、「お知恵拝借」のコーナーで、
「悩みが多いと、一つ一つの悩みはたいしたことはありません」
(第400回)と題して、この青年のことを紹介しました。
この青年は面白いエッセイを書いてくれる人として
推薦に値すると思いました。
しかし、自分の勝手な思い込みだけでは
迷惑をかけるかもしれないと思い、
有力な候補者の1人として、
心にとめておくことにしてましたが、
彼は私が開いた2回目のセミナーにも顔を出してくださり、
私が「紫式部」さんのHPで
エッセイを書く人を求めていて、
「君のことを推薦したいのだけどどうですか」
と打診すると、即座に「よろしくお願いします」
という返事が返ってきました。
そこで、私はすぐに推薦の文章を書き、
メールを送りました。
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