Qさんは、かつて「知恵は借り物でも知恵である」と書きました
そういうことをおっしゃる人の知恵ならいくら借りてもモンクは出ませんね

第400回
「悩みが多いと、一つ一つの悩みはたいしたことはありません」

私のセミナーに参加してくださった方の中には、
邱さんのツアーに参加なさった方が何人かおられます。
そのうちの一人の方はこれまでの30年近い人生の間に
いろいろな仕事を体験してこられたかたで
「まるで邱さんが好んでとりあげているタイプの人みたいだなあ。
転職の動機は心の満足を求めてのことなんだ」
と感心してしまいました。

そして本人は「レベルは全く違いますが、
邱先生がいくつもの仕事をどんどん始めていって、
前向きに行動・実践されていく姿勢・考え方には、
大きな影響を受けています。
私のこれまでの紆余曲折や失敗なども、たいしたことはない、
必ずこれからの人生に役立つのだと
前向きにとらえることができました」
とも書き、私は思わず手を叩いてしまいました。

そして、中国ツアーでのエピソードとして、
ツアーの何人かで邱さんと話す場面があり、
そのうちのひとりが「先生は悩みはないのですか」
とたずねると、邱さんが
「悩みがひとつだけだと、とても大きく思えて、
どうにもならないと感じますが、
新しいことをどんどん始めて
何個も悩みを作れば、ひとつひとつの悩みなんて
たいしたことないと思えるものなんですよ」
と答えられたというのです。

そして、青年は
「このお答えに、先生の思想の一端を
垣間見ることができたと同時に、
とても救われた気持ちになり、
なんて大きなお方なのだと思いました。」
と伝えてくださいました。

私は思わずうれしくなり、この青年に
「この話、“お知恵拝借”で紹介させていただきませんか。」
と返信しました。すると、
「先生のおっしゃったセリフどおりではないと思いますが、
私なりに意訳するとこのようなお言葉だったと記憶しています。
“お知恵拝借”でご紹介いただけるとしたら、
とてもうれしく思います。ぜひ使ってください。」
と返事をくださいました。

本当に了解をいただかなくてはいけないのは邱さんですが、
この話、一服の清涼剤のような効果を持っていますね。
ホッと救われたような気持ちになる方、
多いのではないでしょうか。


←前回記事へ

2003年10月1日(水)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ