第408回
メールの交換だけでも質の高い交流が可能です
私はセミナーに参加していただいた人たちに
邱さんから学ばせていただいたことを
できるだけたくさんお伝えするように努めました。
ただ面と向かって話をする時間には限りがありますので、
話ができなかった分は、資料と云う形で
添付形式でメールを送らせていただきました。
「印刷すると50ページにもなりましたよ」とか
「読み通すだけでも大変でした」といわれましたが、
お送りした資料の多くは、
正式のセミナーのを開く前に
私との交流を切望してくださった二人の青年と
メールを交換する際につかったものでした。
これら二人の青年とは
それぞれ5回程度メールを交しました。
その間に、私の方から刺激剤になるような話を
“読物”として提供しましたので、
これらを本チャンのセミナーで
活用させていただいたわけです。
また、この二人の青年との交流を通し、
メールの交換だけでも、
かなりのレベルの会話が可能になることを実感しました。
そこで正式にセミナーを開いたとき、
思い切って参加者の皆さん一人一人と
メールで質疑応答することを約束しました。
おかげで、参加者の何人かの人とは、
質疑応答を繰り返えさせていただくことになりました。
むろん人と人との交流を深めるためには、
実際に顔をあわせての会話が大切です。
ですからセミナーが終ったあとも
みなと一緒に食事をして、
参加いただいていた人たちの話を聞くようにつとめました。
そういう具合に、交流に心がけたら
20名くらいの人であっても
一人一人がどんなことを考えておられるのか
ということへの理解が深まり
またその人の長所が見えてきました。
私はセミナー3日目に、スピーチのあと、
スピーチへの感想と同時に、
スピーカーが持っておられる長所を
指摘させていただきましたが、
それができたのは、
いろんな形での意見交流を
させていただいたからだと思っています。
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