第407回
考えた上での言葉は人の心を打つものです
9月20日の土曜日、セミナー第3日を開催しました。
セミナーが始まる前から、
この日はやもえず欠席しますと
連絡をいただいていた方が一人おられました。
代わりに「この日だけ出席します」
と言っていただいていた神戸在住の方が
出席してくださいました。
その結果、セミナー初日と同様、
19名の方に出席いただきました。
この日は参加者が主役で、私は聞き役です。
皆、出番があり、そのためか最初から
緊張ムードが漂っているように感じました。
そこで雰囲気を少し和らげるよう話をしたあと、
参加いただいている皆さんに
自分の抱負や目標や計画について話していただきました。
このセミナーに参加された方は
組織社会のなかで活動している人と
独立した生活を営まれている人がいます。
組織社会のなかで活動している人には
いま転職するとか、独立するとかの意識はないけれど、
仕事は楽しんでいきたいと思っている人がいれば、
近々いま勤めている組織とサヨナラをして
転職したり、独立しようとしている人もいます。
また独立自営の体制に入っている人たちを見ると
いまの仕事を満足できるレベルまで
増やしていきたいと考えている人がいれば、
思い切って仕事の内容を変えようとしている人もいます。
このように参加者一人一人の意識はまちまちで、
スピーチの中身もそれぞれ独自のもので、
私はスピーチが終る都度、短い言葉で
感想を述べさせていただきましたが
スピーチが続くにつれ、
集まった人たちの顔に
満ちたりた気分のようなものが
感じられるようになっていきました。
それぞれ考え尽くしたうえでの言葉は、
立場を超えて、人の心を打ったのだと思います。
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