Qさんは、かつて「知恵は借り物でも知恵である」と書きました
そういうことをおっしゃる人の知恵ならいくら借りてもモンクは出ませんね

第405回
忌憚のない意見交換が次の一手を明らかにします

セミナーに参加いただいた方のなかには、
初日から、勉強になった、
もう元はとったという人もおれば
第2回目のセミナーが終っても、
どういうことを考えておられるのか、
その人が直面している問題を
つかめないでいる方もおられました。

私の方からの接近が不足していることが
その一因ですが、幸い、セミナーのあと、
一緒に昼食をとる機会がありましたので
その際、いくつか質問させていただきました。

最初のころ、その方からいただいた
メッセージのなかの言葉を手がかりに、
その意味をただすところから質問をはじめました。

すると、「最初の表現が、あいまいだったようだ」
という反省がおこり、だんだん、ホンネを語ってくださり、
その方が直面しておられる問題が理解できるようなりました。
思わず、「ああそういうことを考えておられたのですか、
始めてわかりましたよ」と応じたことでした。

そんな会話のあと、
相手の方はご自身の気持ちを
あらためて整理し伝えますと、
メールを送ってくださいました。

いただいだ文章を読めば、書き手の心理状態が
わかりやすい形で整理されています。
自分の心理状態が整理されれば
次の一手が明らかになります。
「昨日のお話から、私なりにできることを整理すると
当たり前のことしか出てきませんが、
自分なりにこれから転職先を探し、
次のステップの場所へと足を運び、
人と会うことにします」と書かれていました。

次の一手を明らかにするためにも、
前段で、当事者間で忌憚なく意見を交換することが
必要だと思ったことでした。


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2003年10月6日(月)

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