第398回
真の友は必要な時に援助の手をさしのべてくれます
今回、人生設計セミナーの試みが
開催に至ったことを喜んでくださった一人に
津曲公二さんというプロジェクト・マネジメントの世界で
活躍している友人がいます。
津曲さんは、私と同じように
50歳のときにそれまでつとめていた会社をやめ
研修講師の道にふみだした人です。
彼が愛読する著作家のひとりが日下公人さん
(邱さんの『40歳では遅すぎる』の解説者)で、
このことが私との共通の接点の一つです。
またこのHPが始まってからは、
邱さんのコラムや質問への回答を読んで
面白かったことをその都度伝えてくれます。
そして、私のコラムにも目を通してくださっているようで
セミナーの告知文がでたとき、
「本日のコラム、拝読しました。
セミナー開設おめでとうございます。
戸田さんらしいオリジナリティあふれたものだと思います。
差し支えなければ、自分のセミナーで、
ご紹介したりすることは可能ですよ。
ご遠慮なくお申し付けください。
また初回の9月6日は、
ぜひ受付などのお手伝いにいきたいと思っております。
ご迷惑かもしれませんが、
セミナーの開講時刻になりましたら失礼するつもりですので、
よろしくお願い致します」と伝えてくださいました。
私は、実はこのセミナーは、参加者が集まる前から
助手と受付が決まっているんですよと
お伝えいたしましたが、
津曲さんはわざわざセミナー会場にきてくださり、
教室のレイアウトづくりを手伝ってくださいました。
せっかくの機会なので、
私はセミナーに参加してくださった方々と
名刺の交換をしていただき、
また、一言、コメントをいただきました。
津曲さんは、「皆さんはラッキーです。
自分が自分の将来のことを考えたのは45歳のときです。
若いうちに人生設計をしようと考えることはいいことです。
戸田さんはうってつけの講師ですよ」
と私を応援し、座をなごましてくださいました。
セミナーが終って、お礼のメールを送ると
「若いうちから自分の人生設計を考えようという方々が
こんなにおられることを目の当たりにして、
新鮮な感動を受けました。時代は変わっていますね」
と感想を伝えてくださいました。
私は私で津曲さんの友情に接し、昔、英語の時間に学んだ
「真の友は必要な時に助けてくれる」
という諺を思い出しました。
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