蓬莱仙人・大海淳さんの
身体にいい話

第132回 (旧暦5月20日)
健康茶をオイシク飲むコツは焙煎すること

健康茶の作り方の要点については、
昨日一昨日の2回にわたって書きましたので、
今日は健康茶の上手な飲み方を紹介しておくことにしましょう。
健康茶というものは、基本的には
速効的な効果を求めるものではなく、
内臓のはたらきを活発にしたり、
血液を浄化したり、体質を改善したりして、
病気の引き金になる要因を少なくするのに約立つものですから、
病院でもらう薬のように無理矢理飲むものではありません。

つまり、日常の生活に溶け込んで、
緑茶のように毎日習慣的に口にするものだということですが、
そのためには、とにもかくにも、
まず「飲みやすく、飽きにくい」味でなければなりません。
それは、いくら身体に良いといっても、
苦すぎたりして飲みにくかったり、
すぐ飽きてしまったりするような味では、
結局永続きせず、すぐ止めてしまうことになるからです。
実は、ドクダミ茶やクワ葉茶など、
市販されている健康茶の場合でもっとも多く見られる難点は、
青臭い感じが残ることですから、
こんなときはフライパンに入れて
全体をよく焙煎してやると香ばしさが出て
ウンと飲みやすくなるものです。

そのため、市販の健康茶では必ず焙煎処理を行っており、
これが健康茶では必ず焙煎処理を行っており、
これが健康茶を飲みやすくする決め手になっています。
したがって、手作り茶の場合でも、
乾燥して保管しておいたものを
軽く焙煎してから用いるのが良策で、
このとき、玄米を3分の1ほど混ぜて焙煎すると、
香ばしさが一層増して、さらに飲みやすくなりますから、
一度試してみることをススメます。

また、健康茶は、それだけを単品で飲用する以外に、
他の種類とブレンドして用いることもできますから、
いろいろな健康茶をブレンドし、自分の好みの味を見つけるのも、
永く飲み続けるためのひとつの方法かもしれません。
ちなみに、仙人は、
いろいろな健康茶を牛乳をブレンドして飲んだりしていますが、
なかなかにイケルものですゾ。

フライパンで焙じると、うんと飲みやすくなる 牛乳とブレンドしてもよい

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