元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1096回
体に優しいオーガニック・クッキー

前回「48時間浄化法」
(スージー・グラント著、藤野邦夫・訳 風雲舎)
という本を紹介しました
この本の食事に関する項目には
「健康な体はアルカリ性70%、酸性30%のバランスだから、
 酸性度の高い、砂糖、チーズ、肉などは控えよう」
と解説されています。

僕が日ごろから実践している
マクロビオティック玄米菜食法の原則も
分かりやすくいいますと
「肉、動物性油など、体を酸化させる食品、
 つまり体をサビさせる食事は避けるべきだ」
ということに尽きると思います。

もちろん、真面目な坊さんのように
普通の人が、毎日毎日、
精進料理を食べて修業するという
堅苦しい考え方ではなく、
過食過飲を控え、
「穀類5、野菜類3、肉類1」くらいの割合で、
バランスよく食事を工夫することが、
本来、日本人には合っていますから、
この原則は、
しっかりアタマに入れて置いたほうが賢明です。

とはいっても、昔と違って、僕たちの生活は、
ますます外食が多くなっており、
現実の巷のレストランも、
こうした自然健康志向のお店は微々たるもので、
大抵が、ファミリーレストランや
ファーストフードの肉類中心のメニューとなります。

おまけに、化学飼料や化学添加物、
農薬まみれの食材が氾濫していますから、
その間隙を縫うようにして、
有機食材や減農薬食品を探して食することになります。

というわけで、
僕は「スローヘルス研究会」という
全国ネットワークを作って、
自然食志向の患者さんの集まりを開いていますが、
それだけでなく、
食生活を大事に考える医師のみなさん、
そして、各地の有機農園のみなさんとも連携して
「しなやかな健康法」のライフラインを作って、
幅広く活動を続けているわけです。

さて、岩手・東山で「マグノリア」という
自然食品通販店を経営されている
鈴木美感子さん(ペンネーム・鈴木博子)は、
「スローヘルス研究会」の開設当初からの有力メンバーで、
数年前に出版した
「ガンは食べて治す」という本の共著者です。

その鈴木さんのお店では、
「原木栽培の乾しいたけ」
「馬糞堆肥使用の有機減農薬米=
 馬米(うまいこめ)・あきたこまち」
「3年越しの熟成梅干」などなど、
ユニークな自然の食材が精選されて、
取り揃えられておりますが、
「こんど、体に優しいクッキーを売り出しましたので、
 ぜひ、賞味してみてください。
 もちろん、バターや牛乳は使いません。
 化学調味料も使いません」と、
マグノリア・オリジナル・クッキー
「Aerer le coeur」(アエレ ル クール)という
新製品が送られてきたのです。


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2005年8月27日(土)

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