元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1091回
「ホメオパシー」で手足がポカポカ

まえに「帯津三敬塾クリニック」に行って、
椎間板ヘルニアの鈍痛を、
ホメオパシー《同種療法》で治してもらおうと、
お願いした話を書きました

いまは、第1回目に処方された
レメディ(薬)を服用している途中ですので、
すっかり腰の痛みがとれたというわけでは
ありませんが、
体のあちこちに興味深い著効がみえました。

これは僕の推測ですが、ホメオパシーとは、
東洋医学でいう経絡のバランス、
西洋医学でいうホルモンや
自律神経のバランスを整えて、
慢性病を正しい方向に治癒しようと
いうものでしょうから、
これまでの医学では分からない効果が
出てくるように思います。

レメディを服用した次の朝のことです。
手先や足の先の「冷え」が改善され、
体全体が、温かく包まれるようなのです。
有難いことに、ポカポカと気持ちがよく
目覚めることが出来ました。

冷え性が和らぐと不思議ですね。
それまでは、目が覚めると、
体のあちこちの筋肉が硬直して、
そろそろと起き上がらないと、
ギクッと腰を痛めてしまうのですが、
その朝から、わりと、
スムーズに起き上がれるようになったのです。
目覚めのときの「体のこわばり」が
和らいできたのですね。

もうひとつ、ホメオパシーの影響と
思われるものがあらわれました。
両方の手の甲に赤い斑点が出たのです。
こうした現象を、はじめての人は
なにかの副作用ではないかと驚くでしょうが、
僕には、まえに、同じような体験があります。

3年前に、このコラムで、
不思議な自然治癒体験のことを
書いたことがあります
僕には、頭に水が溜って吹き出物が出来る
硬膜下水腫の頭痛病がありまして、
これがどの医師に診て貰っても
頭痛薬とステロイド系の塗り薬を渡されるだけで、
ちっともよくはならないのです。
ところが、日本の伝統療法の「里芋湿布」
=里芋をおろして、尾てい骨に湿布したところ、
「あら、不思議」・・・3日後に頭痛がなくなったのです。
そのときも両方のフトモモの裏に
赤い斑点がでました。

これを伝統療法では
「排毒」というのですが、
体全体の神経や経絡の乱れを正して、
バランスのよい状態に戻す療法なのです。
いまの臓器切断を旨とする西洋医学では
とても理解できない医学発想なのですが、
このように、体はもちろん、
心のバランスを正すことによって、
病気、とくに慢性病を治す治療ってあるのですね。
ほんとうに、人間の体というのは
ミステリーに満ちていると思いませんか?


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2005年8月22日(月)

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