元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1030回
続・梅雨時のガン養生

梅雨時は、胃腸の弱い人、
リウマチや関節炎の持病を持つ人だけでなく、
ガンの患者さんはとくに用心して、
入浴法や食事法を
大切にしてくださいという話の続きです。

ちなみに、このいやな「梅雨」という名前は
どうして付いたのか?
語源には諸説あります。
『梅の実が熟れる頃の雨』=『梅雨』という説と
『黴(かび)が生えやすい頃の雨』=『黴雨』(ばいう)
から変化したという説があるようです。
梅雨は『つゆ』とも呼びますが、
その語源は『露が付きやすい』=『露』という説
『梅の実が熟れて潰れる』=『潰ゆ』という説など様々です。

いづれにしても、
この季節は「梅」とかかわりの強い季節ですから、
蒸し暑い季節でも、
僕は、食養生法の基本である、
毎朝の「梅醤番茶」(うめしょうばんちゃ)を、
2杯も3杯も飲むことを欠かしません。
まず、体を温めることから
一日をはじめるわけです。

梅醤番茶の作り方はまえにも書きましたが
以下のようにします。

【梅醤番茶の作り方】

湯飲みに「梅干し1個」 
「すりおろしたショウガ」少々、
「醤油」小さじ1/2を入れ 
梅干1個をほぐしたところへ
濃い目に沸かした、
熱い「三年番茶」を注ぎいれる。
もちろん、梅干、醤油など材料は
有機のものを使います。

ちなみに、梅干には、昔から、
七効=殺菌、消毒、健胃、発汗、固腸、解熱、防腐=
の効能があるといわれ、
酸味の主成分であるクエン酸が
免疫力を高めるわけです。
我が家では、梅干は和歌山の産直通販
「月向農園」の「南高梅」を使います。
有機であるばかりでなく、
とても美味しいからです。

さて、有機の食品、梅干といっても
なかなか信用できるものは少ないですから、
僕は、数年前に、この農園に実際に行って
見学させてもらったことがあります。
ま、もし興味のある人がいたら、
この農園のホームページに連載されている
「やにこ〜日記」をじっくり読んでみてください。
(*「やにこ〜」とは和歌山弁で「すごい」という意味)
農園主の月向雅彦さんの丹精込めた
梅干つくりの熱心さが伝わってくるはずです。


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2005年6月22日(水)

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