元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第979回
ガン細胞が“自殺死”した?

いま全国で好評発売中の
拙著新刊「天仙液―ガン治療革命」
(太陽企画出版)の話の続きです

前に、本書の「目次紹介」で触れた
台湾大学・孫安迪博士による
「天仙液の免疫&アポトーシス(細胞死)」報告とは
どのようなものか?
もう少し、紹介しておきましょう。

ちなみに、アポトーシスとは何か?
「細胞の自殺死」と訳されますが、
ガン細胞のアポトーシスは、
どう誘発されるのでしょうか?

細胞の仕組みとは不思議なもので、
異常な状態になったり老化したりすると、
細胞自らが“自殺“するように
遺伝子に命令が組み込まれています。
遺伝子の命令によって細胞が自殺することを
「アポトーシス」というわけですが、
この「アポトーシス」によって古い細胞が死んで、
新しい細胞が生まれるという循環が保たれて、
生命が維持されているわけです。
ガン細胞とは、この「アポトーシス」という命令が
効かなくなってしまった細胞であり、
いつまでも死なないため、
放っておくと自分と同じ異常な細胞を
どんどん増殖させ
分裂を繰り返していくことになりますが、
ガン細胞の「自殺死」を誘発する“薬剤”が、
いま、洋の東西を問わず、
盛んに研究開発されていることになります。

台湾大学附属医院助教授・孫安迪(ソンアンディ)博士も、
5年間にわたり、
複合漢方薬・天仙液の「ヒトとマウスの実験」を
繰り返してきたわけですが、
その結果、「免疫力向上」ばかりか、
ガン細胞を自殺死させる
「アポトーシス作用」があることを実証したわけです。
昨年、日本で開かれた「国際セミナー」だけでなく、
今年4月には、米国の医学雑誌でも報告しました。
「伝統漢方も直感ではなく、
 より客観性の高い検証実験データが公表されるべきだ」
と主張する先駆的な研究が、
いま世界から注目されているわけです。

詳しい内容は、
拙著「天仙液―ガン治療革命」に
細胞写真入りで掲載しておりますので、
関心のある人は、こちらを読んでほしいのですが、
以下のような「3つの感受性実験の分析」によって、
漢方複合薬「天仙液」によるガン細胞の
アポトーシス(自殺死)誘発作用を詳しく検証。

1.腫瘍の分析方式による検証実験(tunel assay)
2.DNA分裂発生の分析方式による検証実験
3.sub G1 フローサイトメトリーの分析方式による
  検証実験(sub G1 flow cytometric assays)

組織球形リンパ腫細胞、肺ガン細胞、
リンパ腫細胞、骨肉腫細胞、乳腺ガン細胞
乳ガン細胞、子宮頸ガン細胞、
白血病細胞、肝臓ガン細胞、
肺ガン細胞、上咽頭ガン 前立腺ガン細胞
胃の腺ガン細胞など・・・

15種類のヒト・ガン細胞株で
「アポトーシス誘発作用」を検証したことは
驚くべきものでした。


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2005年5月2日(月)

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