第786回
ワインの諸々 76
最近はイタリアにはまっている
私はこの数年、イタリアが気に入り
短い期間ではありますが毎年なんとかやりくりして訪問しています。
しかし、欧州にバンバン行っているという、
自己顕示というか自慢したいがため、
読者の方にさすがと思わせたいために、
このお題を取り上げた訳ではありません。
これすべて、ネタ確保の為でして、
せっかく無理して行った旅行のことやその地で感じたことを、
まったく取り上げないのはもったいないと感じてきたのです。
巷では、友里は慢性的なネタ不足と言われていますが、
本人は自虐ネタで口にだしているだけのはずでしたが、
内容を薄めずに毎日更新は、
かなりの負担になってきているようです。
もともと最初から内容が薄い、内容がない、
と言われてしまえばそれまでですけど。
なぜイタリアにはまっているのか。
フランス、特にパリなどの星付レストラン訪問は
卒業したと言ってしまえば格好よいですが、
コアな食通の方と違って極めたわけではなく、
家族が増え、ただ予算の問題から行けなくなっただけの話です。
また「エルブジ」の影響でしょうか。
星付の店は、星数を増やす、3つ星を維持する為、
ミシュラン審査員の目先(舌先)をごまかすため
奇を衒った料理にシフトしてきました。
私が言う、白いお皿に盛った、
色々な国の食材、調味料をごちゃ混ぜにして何だかわからなくした
「無国籍創作ダイニング料理」なのですが、
私はこの手の料理が苦手であり、
星付の店に魅力を感じなくなったのです。
イタリアの方が総じて物価が安く、
廉価な飲食店も当たりはずれが少ないような気がしまして、
方針を転換、見栄を捨ててCPの良さそうな店、
客単価の安い地元料理店を狙うには
フランスよりイタリアではないかとの結論に達したのです。
勿論、イタリアでも星付レストランには滅多に行けなくなりました。
買い物に関してもたいしたものは買えませんが、
役立つものはイタリアのほうがあるのではないかと考え、
観光などもイタリアの方が
見所がかなりあるなと再認識しております。
勿論はまっているとはと言っても、
数年前からの駆け出しですから、そんなに経験はないのですが、
これからも機会があれば行き続けたい、
北から南まで主なる所へ行ってみたいと考えております。
すべての見栄を捨てるわけにはいかないので、
ホテルなど宿泊にはある程度のレベルを選びますが、
色々な手段を使って予約すると
日本と比べてもそれほど価格差を感じません。
観光や宿泊以外にも、
あまりしませんが買い物などもイタリアの方が買いやすいと言うか、
自分達のテイストに合っているような気がします。
自分のものではなく、
家族の物だということを付け加えさせていただきます。
そんな私でも気に入らないというか安く感じないのが、
先々週にも書いた、飲料物でしょうか。
特に、ビール好きの私にはその点だけは住みにくい国のようです。
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