| 第470回食材は申し分ないが揚げ方が・・・ 平田牧場 1
 
 今流行のブランドポークの中でも人気がある「三元豚」とよりレアであるといわれている
 「桃園豚」を生産している「平田牧場」が
 この4月に日本橋駅隣接の「コレド日本橋」に
 直営店をオープンしてきました。
 勿論ウリはブランドポークを使った
 各種豚料理と山形料理に山形のお酒。
 六本木から移転した
 天麩羅屋、中国料理屋、イタリアンなど
 集客に苦労している4階フロアの店の中では、
 今でも安定して客が入っている店です。
 店内はカウンターと大きな相席テーブルが主体と、大量の客を捌きやすくする詰め込みスタイル。
 奥には2卓ほど隔離したスペースがあります。
 恐らく、唯一予約が出来る
 「豚シャブコース」の為のものなのでしょう、
 鍋をかけられるようになっておりました。
 しかしこの豚シャブコースは5千円前後の値付けです。
 グループ全員が同じコースを頼まなければならず、
 定番の豚カツはその中に含まれて居ません。
 よって、初めての人には、多少の行列を覚悟しても、
 豚カツをはじめ一品料理を頼んだ方が
 満足し予算も安く上がると考えます。
 夜に入店したならば豚カツを食べる前に500円前後の一品料理を
 おつまみとして頼むのがいいでしょう。
 大衆居酒屋チェーンとあまり変わらない値付けに驚きです。
 ブランドポークを使用したソーセージは思ったより細く、
 量そして肝心の味の深さに物足りなさを感じましたが、
 ジャーキーや豚の耳の揚げ物、
 そして他の山形料理は
 価格を考えると満足するものが結構あります。
 <明日に続く> |