自腹ゆえに本音、愛するがゆえに辛口。
友里征耶さんの美味求真

第270回
友里征耶の提案 その2
ピザーラにロブション料理を

我家では、家族の要求から
たまに「宅配ピザ」を頼む事があります。
宅配料が入っているからか、中身を見るとかなり割高感があり、
これが本物の「ピッツァ」ではないということは、
食べる以前に一目瞭然でもあります。
そんななかでも各チェーン店で
いくらか味や生地の違いがあるようで、
我家では「ピザーラ」を主として頼んでいるようです。

メニューには何10種類もあるのですが、ネギだのマヨネーズだの
私にとっては違和感のあるものが多く、
毎回頼むのは限られたものになってしまいます。
味も皆似たような傾向にありますから、
マンネリ化してしまい食べ飽きてしまいました。

冷めたピザに安い冷やしたワインを合わせて
漠然とお腹を満たしていた折り、私はふと閃いたのです。

「ピザーラ」の会社は
「ラトリエ ドゥ ジョエル ロブション」をやっている
「フォーシーズ」ではないかと。
フレンチと銘打って、
大量生産式にあの料理を観光客にだしているのは
CPも含めて無理があるとは思うのですが、
あの中には宅配できるものがあると私は考えたのです。

例えば、ラトリエ風パスタ。
カルボナーラですが、
その造りから多少のびても関係ないでしょう。
タルタルステーキにしても
店のものでも粘りまくっていましたから、
宅配で時間が経過してもそう変わりはないはずです。
その他、高めのサラダやフリットなど、
「ロブション料理を宅配で」と、
ピザーラの販売網でオーダーを受ければ話題を呼ぶと思います。

本店の「ラトリエ」でも、
若く経験が不足しているとみられるスタッフが
造っているくらいですから、
レシピを確立すれば、
ピザーラのアルバイトでも造る事が出来ると考える次第です。


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