ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第396回
通勤中にできる簡単気功・2

僕の通っている鍼灸師・気功師の
鵜沼宏樹さんの
「通勤途中でもできる簡単気功=小功法」の
うち、「指リング気功」の解説紹介の続きです。

 *

指にはこころとの対応関係があります。
中国ではこころを伝統的に
五つの要素に分けて考えています。
それは、智・魂・神・魄・精です。

この五つのこころが、
五本の指に配当されるのです。
また五本の指は十の内臓とも
六種の経絡とも関連しています。
(注・脾・肝・心・肺・腎の五臓
胃・胆・小腸・大腸・膀胱の五腑とも対応している)

ですから「指リング気功」などで
五本の指を順に刺激していけば、
こころの階層に働きかけることができ、
さまざまな生活習慣病の
予防と治療もできるのです。(略)

●指リング気功(掐訣法)
手の指に具わるさまざまな
対応関係を考慮して
5本の指を順に刺激し、
全体を調えるのが標準的なやり方です。(略)

1.親指の先と各指の指先で
順にリングを作ります。
まず、親指からはじめ、
次に親指と薬指、そして中指、
最後に親指と人差し指の順番です。

2.今度は軽く拳をつくり、
親指を人差し指の爪にかぶせ、
そこから一気に親指をすべらせて
小指まで移動させます。
最後は親指が
小指の爪にかぶった状態になります。(略)

 *

1と2を1セットにして、
3~5回やるとよいとのこと。
さらに、小指は「腎」と対応するから腰痛の場合、
中指は「神」に対応するから元気が出ないとき、
人さし指と薬指は「魂」と「魄」に対応するから、
寝付きの悪い時――という風に、
重点的にやるとよいようです。


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2009年12月17日(木)

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