ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第371
82歳で≪元気で現役≫


このhiQの主宰者である邱永漢さんは、
85歳を超えて、中国に、東南アジアに、中東に、
ヨーロッパに、南北アメリカに・・・
現役で世界中を飛び回っておられるのには
ただただ感服するばかりですが、
先日、僕の敬愛する先輩の1人、
滞日・半世紀のフランス人・アンドレ・キャラビさんも、
82歳を超えて「元気で長生き」、いや、
「元気で現役」で活躍中というわけで、
久しぶりに逢って食事をしました。

キャラビさんは、大病もせず、
毎日、会社に通っている秘密は何か? 
改めて聞いてみたいと思い、
たまたま、僕も懇意にしている
ガン統合医療で有名な
九段クリニックの院長・阿部博幸さんが
キャラビさんの主治医だというので、
いわば、主治医同伴という形で一緒に会食しました。

82歳にして「元気で現役」の秘密は、
1・朝鮮人参エキス、2・毎日、皇居周辺の散歩・・・
にあるというのです。
じつに、自然体で身に付けた
「養生努力」の結果だというのですね。

さて、このキャラビさんがどうして半世紀も前に
日本に来たのか? 
そのエピソードを少し紹介しておきましょう。

じつは、キャラビさんはソノシートという、
いわば、いまのDVDの元祖となる
音響映像アイテムを始めて日本にもたらした人、
「朝日ソノシート」(のちの朝日ソノラマ)の
生みの親・初代社長なのです。

その後、凸版印刷や小学館と組んで
ビデオ・ディスクを開発したり、
この業界の伝説的な人物なのです。
いまも、僕の古巣の鰹ャ学館の顧問をやっていますが、
その素晴らしい業績を知る現役スタッフは
もうほとんどいなくなってしまいましたが、
僕は、週刊ポストの編集長の頃に
雑誌の電子印刷化を図ったり、
情報のパソコン通信化や、
インターネット化を図った時に、
キャラビさんの知恵を貸していただき、
それ以来、恩義を感じて、会社を辞めてからも、
ときどきお会いしては
食事を共にしているわけです。


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2009年11月22日(日)

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