ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第355回
《一日一知》103歳の達人に学ぶ

50歳を過ぎたら
「とことん死の世界をのぞいてやろう」
「死と向き合う中で長い後半生を考えてみよう」――
そうした後半生の旺盛なる好奇心とは、
まず、頭の養生となります。
アンチエージング・パワーを湧き立たせる
源ともなるでしょう。
ときめきとは、ただ漫然と幸運を
待っていたので湧き出てきません

ただ、目先の仕事のルーチンワークばかりに
追いまくられていたのでは、
かえってストレスを溜めますし、もちろん、
はるか≪死の世界≫の様子など見えるものではありません。
ときめかねば、人生のジャンプはできません。
思わぬ縁や運も広がらないでしょう。

まえに、ちょっとこのコラムで紹介した
元気長寿の達人・103歳の教育学博士・昇地三郎さんは、
99歳から連続して4年間世界一周旅行を
続けているそうですが、
海外で講演も頼まれますから、
そのために、学生時代に覚えた
英語、ドイツ語ばかりか
ロシア語、中国語まで覚えて
現地の言葉で挨拶をするそうです。

「棒体操」や「よく噛む小食」などの
独自の養生健康法を続けているようですが、
「NHKの語学講座は最良の脳トレーニングだ」
とおっしゃっています。
65歳から韓国語、95歳から中国語、
100歳からロシア語、101歳からポルトガル語、
102歳からフランス語に挑戦。

「1つの単語でもよいから日々、口に出して発音する」
「外国語で日記をつける」
「ペンを握り一字一字書く」――
≪一日一知≫――これが
103歳・昇地さんの人生訓・養生訓だそうです。

すごい、パワーだと思いませんか?
もうひとり、106歳まで長命を果たした
正心調息法のの塩谷信男さんも、
「よく噛む小食」の人でしたが、
60歳を過ぎて、ゴルフをはじめ、
90代で3回もエージシュートを達成しました。

こうした大先達の生き方を見ても、
人生は50歳、60歳の後半生からが肝心だということが
分かると思います。


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2009年11月6日(金)

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