ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第351回
50歳以上が人口の半数になる

やっと、「いのちを守る」「弱者を守る」という、
当り前の考え方が政治の世界でも声高に
叫ばれるようになりましたが、どうでしょうか?
この半世紀の利権誘導式の国費の乱用によって
積もり積もった国の借金(財政赤字)と
昨今の不況による歳入減の
ダブルパンチはいかんともしがたく、
母子手当や子供手当はもちろん、
高齢者の医療や介護に対する支援システムも、
すべてがうたい文句のようには期待できるものではないと
多くの国民が分かってきたように思います。

総務省統計局の人口データ()を見れば一目瞭然ですが、
ずばり、日本という国は、100歳以上が4万人を超え、
90歳以上が120万人、そして、
50歳以上がそろそろ6000万人
全人口の半数を占める
《長寿難病大国》となってきました。

少子化は問題ですが、
ますます高齢化が問題となっています。
果たして、喧伝されるような高福祉社会は実現するのか?
ただバラ色の政治マニフェストや
社会制度改革を聞かされていても
人生後半の設計はうまくいかないと、
改めて、多くの人たちが覚悟を決めている
というのが現実ではないでしょうか?

≪うまい話には裏がある≫――、
きれいごとの裏には、必ず落とし穴があります。
この健康コラムでも、
≪明るく前向き≫の気持ちだけでは
長寿難病を克服できないと、
何度も申してきましたが、
すべてにわたる人生設計も同じでしょう。

このままでは、数年後には必ず大増税となり、
医療費の自己負担は増えるばかりとなりますから、
これからは、一人一人が≪衣食住≫というより
≪医食財≫にわたって、
自己設計をしっかりと立てることが
ますます大切になってきました。

というわけで、これから数回にわたって
「50歳からの人生設計」について考えてみましょう。
お金儲けの設計については邱永漢先生はじめ、
みなさんのBLOGを見ていただくことにして、
このコラムでは、古来いわれる
人生最大の目標=
≪福禄寿(幸福&成功&健康)≫の基本は、
≪寿≫=元気で長生きである= いのちの養生である――
という側面からの話です。


 http://www.stat.go.jp/data/jinsui/tsuki/index.htm


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2009年11月2日(月)

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