第349回
声帯喪失?ガンの危機を乗り越えて
僕の先輩同輩で残念にもガンで亡くなった方は
たくさんおられます。
もちろん、うまく養生法を工夫して、
僕以上に元気で過ごしている方もおられます。
スローヘルスの会に顔を出してくれる、
エッセイストの逸見晴恵さんは子宮頚ガンから15年、
全国の講演会や執筆に活躍しています。
また、元週刊金曜日の社長・黒川宣之さんも
前立腺ガン、大腸ガン、胃ガンの
多重ガンから生還して15年、
「多重がんを克服して」という闘病記も出版しています。
素晴らしいことです。
さて、同い年で、僕より複雑なガンにかかって
14年元気で活躍している社長さんに
久しぶりに会いました。
青山勝彦さんといって、若い時には
文筆や演劇で活躍した人なのですが、
週刊ポストという週刊誌の創刊のころ
一緒に仕事をしたライターでもありました。
その後、ビタミンB系のサプリメントなど健康食品の会社
株式会社オルト・コーポレーションを設立、
順風満帆で事業を拡大していたのですが、
僕より3年早く、下咽頭ガンと食道ガンに見舞われ、
手術すると声帯を失うというので、
やはり僕と同じく、抗ガン剤のシスプラチンと5FUの
併用で腫瘍を小さくし、
豆粒ほどになった患部を内視鏡手術で摘出。
さらに放射線治療も受けて
奇跡的に生還した人です。
「ガンを切らずに」延命し、
ガンの部位も治療方法も似ていたので、
お互いに「よく生き延びたものだ」と
手を握って喜び合いました。
同い年で、僕より複雑なガンにかかって
14年元気で活躍している
やがて、青山さんの会社が投資している
「免疫ミルク」という健康食品が送られてきました。
青山さんが、抗ガン剤や放射線の副作用にもやられず、
腫瘍を小さくできたのは、
どうもこの「免疫ミルク」を服用して
いたのが一因だというのです。
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