ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第347回
いま、なぜマクロビオティックか?

日本人らしい食思想を見直そう
半世紀にわたる「食の堕落」「食卓汚染」の風潮が、
「長寿難病社会」を生み出したといって過言ではありません。

当時の生活改良普及員や栄養士の中には、
「牛乳入り味噌汁」「脱脂粉乳入りキンピラ」
を真面目に推奨したといいますから、
いまの「サーモンとエビのマヨネーズ寿司」
「キムチとチーズのマヨネーズ牛丼」を
笑ってはいられません。
その因果でしょう。
楽しかるべきはずのシルバーライフに、
ガン、アトピーや痴呆という
“寝たきり長生き”社会をもたらしてしまったわけです。

欧米式の栄養学の考え方は、
ますます日本人の体に馴染んでいないと思いませんか?
やがて、高蛋白高脂質の肉食がガンなどの
生活習慣病の元凶であると気づいた米国ですら、
栄養学の発想が変わってきました。

「肉=高蛋白=栄養」といった、
たんなるカロリー栄養学から、
栄養素を分解する“一品栄養学”が主流となるや、
またしても日本は猿真似をして、
ビタミンCを取れ、
ガンにはβカロチンのある人参を食べろといった
分解式の栄養学だけが大流行しています。

しかし、ガンやアトピー、さらに認知症といった
「長寿難病」の猛威は治まりません。
それは、日本人の風土を無視し、
個人個人の心身バランスを考えない、
借り物栄養学で「食の堕落」を常識化してしまったからです。

というわけで、東洋古来の食思想と、
自然と共存する食哲学から編み出された
マクロビオティックの玄米菜食法を見直すべきだ――、
もっとも日本人の心身全体のバランスを中庸に保つ、
玄米菜食を見直すべきだ――と、
僕たち「スローヘルス研究会」では提唱しているわけです。


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2009年10月29日(木)

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