ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第340
元気長寿の秘訣=『腹八分目』&『よく噛む』

僕の敬愛した元気長寿の≪仙人≫、ならぬ達人は、
昨年、残念にも、106歳の誕生日目前で大往生されましたが、
そんな話を思い出しているとき、
もうおひとり、いま103歳で、
元気に長生き、世界一周旅行を今年で連続5回も楽しんでいる
仙人、いや超人が九州におられるというニュースを聞いて
びっくりした――という話の続きです。

その話は、正食協会認定の指導員で、
九州・久留米で自然食品店
「産直や蔵肆(さんちょくやくらし)」)を経営し、
地元で地消地産の活動などを幅広くやられている、
久(つるひさ)ちづ子さんが、月刊「むすび」10月号
「正食協会 ネットワーク通信」に書いていたので知ったのです。
この103歳の達人とは、ペスタロッチ教育賞受賞、
世界一の現役の教育学博士であるf地(しょうち)三郎さんです。
九州・福岡の社会福祉法人
「しいのみ学園」の現役の理事長・園長。
その元気長生きの秘訣は
「長生きすれば良いことがある」
「一口30回噛む」にあるというのです。

久ちづ子さんは、「正食協会 ネットワーク通信」で
次のように紹介していました。
「やはり、長寿の秘訣は
『腹八分目』と『噛む習慣』にあるというのです。
先生は著書の中で、
『子どもの頃、母親からひと口30回噛む習慣をつけられた。
よく噛めば小食になり、肥満にもならない。
私は生涯で、普通の人の半分しか食べないでしょう。
なきを食べるかではなく、いかに食べるかが大事なのです』
と語られています」と。

う〜ん、過食飽食・早食いの人には耳の痛い話となりますが、
これぞ、元気で長生きの秘訣に間違いない。
まさに≪仙人≫の極意に近いものだと、改めて感心しました。

前回書きましたように、僕の敬愛する106歳の超人・
塩谷信男さんにしても、やはり、玄米粗食の人で、
松葉を食べて過ごされたわけですから、共通の秘訣があります。
寝たきり長生きではなく、
ま、可能な限り≪元気で長生き≫を楽しみたいならば、
古伝のように、200歳、500歳とは言わないまでも≪仙人に学ぶ≫、
いや、僕のような凡人ならば≪半仙人に真似る≫くらいの知恵は
続けたいと、改めて思ったわけです。

ちなみに、103歳の現役のf地三郎さんについて
教えてくれた久ちづ子さんとは、まえに
このコラムでも書いた
「与謝野晶子文学館館長・持谷靖子さんとの対談」
の折に知りあって≪縁≫を貰った方です。
九州のお店の販売だけに留まらず、地産地消に取り組み、
循環型社会に向けて、
地元の皆さんと知恵を出し合う「場」つくりなどに大活躍。
正食の勉強会、料理教室、パン教室など、
幅広く開いているそうです。
まさに、≪元気で長生き≫のネットワークを作る、
縁の下の力持ちみたいな方なのです。


http://www.kurashi.jp/


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2009年10月22日(木)

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