第332回
食品添加物と子どもの健康
「食べ物が性格を変える」
「食卓汚染がキレる子どもを作る」というQ&Aの続きです。
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Q=発色剤の発ガン性で
恐いのはどんな種類のものですか?
「ガンに関係する部分では
合成保存料のソルビン酸と
発色剤の亜硝酸塩の発ガン性が
問題になっています。
食品の添加物の欄を見ると
よく書かれてある添加物ですね。
ハムや肉によく使われる
亜硝酸塩(発色剤)とアミン類が一緒になると
強力な発ガン性のある
ニトロソアミンという物質ができます。
このアミン酸というのはタンパク質で
アミノ酸の一種です。
ソルビン酸だけでも発ガン性が確認されているのに、
さらに強力な発ガン性を出す
亜硝酸を一緒に使うなんて、イヤハヤです」
Q=亜硝酸塩を含む発色剤は
どんな食べ物に添加されているのですか?
「この発色剤は肉やハムだけではなく、
レタスやほうれん草がしおれないようにするためにも
使われているそうですよ。
薬さえも要注意です。
薬を間違えて飲まないようにいろいろ色がついていますが、
これらにも合成着色料や発色剤が
使われている場合があります。(略)
この亜硝酸は農業分野でも
大きな問題になっています。
野菜を選ぶ時、緑色がうすいほうを選びますか、
それとも緑色の濃いほうを選びますか。
ほとんどの人が濃い緑色のほうを選びます。
ところがここに危険が潜んでいるわけです」
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続きはまた明日。
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