ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第315回
インフルエンザと抗ウイルス剤&抗生剤

ホリスティック医学の最先端で活躍中の
東京女子医大・青山自然医療研究所
クリニック院長・川嶋朗さんが語る
≪インフルエンザには
「うがい」「腸内環境」「冷え」、
この3つがキーポイントです≫という話の続きです。

インフルエンザと言うと、
ワクチンはもちろん、すぐにタミフルやリレンザといった
抗ウイルス剤の薬のことばかりが注目されますが、
日頃から、腸や血液をきれいにするような
体を温かく保つ養生法を積み重ねておくことが大切だ――、
「薬の多用」「薬の妄信」には気をつけよう――
と指摘されていますので、
皆さんも心して覚えておくとよいのではないでしょうか?

「副作用で複数の死亡例も出ている
タミフルやリレンザ(抗ウイルス剤)を
皆さん多用している状況の方が気になります。
死亡者が続出するような
強力新型インフルエンザに対しては、
その使用もやむを得ないかもしれません。
でも、持病もなく、新型インフルエンザにかかるまで
健康だった人の死亡例はまだ聞こえてきません。
その使用には慎重になるべきではないでしょうか?」

「熱を薬で簡単に下げてしまわないこと。
ここが大切なポイントです。
ところが残念なことに、まだ大半の方が、
「熱があったら抗生剤」という抗生剤神話を信じています。
でも、風邪に関して抗生剤は効きません。
2003年に日本呼吸器学会も、
日本感染症学会も効果のないことを発表しています。」

≪細菌≫は自分の力で増殖するが、
≪ウイルス≫は他の細菌などに寄宿して増殖する・・・
つまりウイルスには自分の体内に栄養を取り込んで
増殖するという機能がないから抗生剤は効かないわけですが、
自信のない医師が
「もし細菌性の肺炎だったりしたら責任問題になる」
などと焦って、やたらと抗生剤を処方するために、
かえって風邪やインフルエンザをこじらせてしまう危険もある――
と警告しておられるわけです。


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2009年9月27日(日)

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