第314回
「冷え」は新型インフルエンザの大敵
まえに「心もからだも「冷え」が万病のもと」(集英社新書)
という本を紹介したということがあります。
著者は、僕も仲良くしている
東京女子医大・青山自然医療研究所
クリニック院長・川嶋朗さんです。
冷えと病気のメカニズムについて、
川嶋先生は、著書の中で、こう指摘しています。
≪人間は緊張すると交感神経優位となり、
緊張が緩むと副交感神経優位となる。
交感神経は血管を収縮させ、
血行を悪くするので冷えを助長させる。
交感神経の緊張を解くためには、
「睡眠」や「規則正しい食事」で
バランスを整えることが大切だが、
「湯たんぽ」「携帯カイロ」「腹巻」はもちろん、
「指モミ」から「血流改善の靴下、ブラジャー」など
日頃からの「からだを温める知恵」を忘れないことが
「万病」を防ぐ近道だ≫と。
最近、その川嶋医師が、
「秋から再来の新型インフルエンザ対策」について、
「冷え」や「薬の多用」が要注意だと、
警告しています。
これは「すこやかメッセージ」秋号(※)
(NPO法人レックス・ラボ 乳酸菌生成エキス研究会・発行)
の巻頭・特別インタビュー
≪インフルエンザには「うがい」「腸内環境」「冷え」、
この3つがキーポイントです≫
に登場して語っておられることです。
「抗ウイルス剤などの薬を多用する前に、
普段から自らの体の免疫力を高めること」が
いかに大切か?について述べています。
とても参考になる話ですから、
一部を紹介させていただきます。
「秋口からまた流行することが予想されますが、
しつこいほど、うがいしている人はかからないと思います。
いたずらに抗生物質なんか飲んではいけません。
『乳酸菌生成エキス』を飲んでつねに腸内をいい状態に保って
免疫力をあげておくことを基本にして下さい。
冷えを遠ざけ、普段から体温を上げておくことも大切です。
1.うがい、2.腸内環境、3.冷え、
この3つがキーポイントです。(略)」
続きはまた明日。
※ http://www.lex-lab.com/products/index.html
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