第308回
続・新インフルエンザ対策は万全か?
とくに、飛行機の機内温度は、
摂氏22度〜26度前後で調整され、
飛行時間が長くなると機内湿度はぐんぐん低下します。
妻など女性は用心深い人が多いようで、
スカーフなどを取り出して
首に巻いて防寒しておりますが、
僕自身も、椎間板ヘルニアによる冷え症があり、
冷えると体が痛くなり、腸の具合も悪くなるのでたまりません。
機内の座席のあちこちから、
たいていは中高年の男性のようですが、
大きなくしゃみを連発する人がいます。
昔から、くしゃみは<悪魔を追い出す>と信じられていたせいか、
また、勢いよく、くしゃみを吐くことが
気持ちのよいこともあるのかも知れません。
多くの人がハンカチやティッシュで口や鼻を覆わず、
「ハクション!ハクション!ハクション!」と
威勢よくくしゃみを撒き散らします。
これでは、密閉された機内や、
人ごみの混雑した空港の待合室はたまりません。
くしゃみによる菌があちこちにばらまかれてしまいます。
あなたも、こんなイヤ―な思いをして
ハンカチで口を覆った記憶がありませんか?
ぜひ、人ごみに出るときは、まず大人が率先して、
くしゃみをするときはハンカチに口をあてる、
またマスクを着用して、他人にも心遣いをする
そうしたマナーを心がけたいものですね。
というわけで、マスクのほかに、
ちょっと重装備に聞こえるかも知れませんが、
飛行機に長時間乗るときは長袖の1枚はもちろん、
膝下での膝、足、ふくらはぎ、腰の保温のために
5本指ソックスとレッグウオーマーも用意していきました。
そして、お腹やおへその冷えそうな部分には
携帯カイロを一発貼っておきます。
これでだいたい快適に過ごせます。
次は機内乾燥の対策です。
体内の水分が足りなくなったり、
目が乾いたり、のどや鼻に痛みを
感じることがありますので、
新型インフルエンザの感染対策としてのみならず、
マスクは必着です。
なぜなら、マスクは保湿効果が高いので、
上部に金属が入ったタイプをしています。
金属を鼻の形状に合わせて変形させて
皮膚とのすき間が生じないようにすると、
保湿効果も高いようです。
おかげで、4歳になる孫も、
風邪をひいたり、熱発することもなく、
プールで日焼けして、元気に日本に戻ることができました。
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