| 第289回猛烈冷房で体を冷やさない!
 猛暑多湿の異常気象が続く夏でした。ガンばかりか、
 ≪体を冷やすことが万病のもとだ≫ということを
 このコラムでは何度も書いてきましたが、
 この暑い時期、猛烈冷房による
 体調不安の悩みをあなたも感じたことがあるはずです。
 というわけで、いま発売中の月刊「いきいき」(※1)9月号
 (50代の生活情報雑誌)の別冊「ふくふく」という
 通販雑誌のガン連載特集に、
 また、僕の健康維持の
 「温和法」(スローヘルス法)の話が載りました。
 題して「がんの再発・転移の危機は、
 “からだを温めた”ことで
 乗り越えることができました」というものです。
 編集部が内容を、とても簡潔にまとめてくれていますので、一部を抜粋紹介します。
 ≪私はスローへルス研究会というがん患者の懇親会を主催しています。
 会の主旨は、人間がもつ自然治癒力を大切にし
 「身・心・魂」の命丸ごとを考えるということ。
 スローへルスを直訳すると“ゆっくり健康”ですが、
 中国語に訳すと“温和“と訳されるんです。
 温かくしてからだの調和を保つ。
 やはり、漢方薬が生まれた国。
 私が思っていることをずばり表現してくれたと感心しました。
 
 からだの不調は冷えからきていますが、
 多くの人は具合が悪くなると、
 病院に駆け込んであらゆる薬を処方されます。
 でも、西洋医学の薬は、
 病原を叩くのが目的でからだを温めない。
 それどころか、かえって冷やすんですね。
 病院でからだを温めたいといったら、
 「温かいものでも飲みなさい」といわれるのがオチ。
 からだの冷えと病気を関連づけて考えてはいないからです。
 薬でからだを温めるという考え方は、
 東洋医学独自の考えかたなのですね。≫
 では、猛暑多湿と猛烈冷房の狭間で、いかに体を冷やさずに体調を管理するか?
 その具体的な話については、「ふくふく」記事の紹介から、
 明日、紹介しましょう。
 
 
 ※1 http://www.e-ikiiki.net/
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