ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第261
≪内視鏡手術、再生治療≫に思う

「ガンの内視鏡手術が
格段と進歩して体へのダメージが少なくなった」
「幹細胞の再生治療で糖尿病でも
足を切り落とす必要がなくなった」・・・などなど、、
さかんに≪医術礼賛≫の情報が
テレビや新聞、雑誌で取り上げられています。

こうした情報の露出がふえたのは、
ひとつには、未曾有の大不況で、
自動車や家電といった
日本のかつての景気牽引産業に陰りが出て、
残るは医療分野だ、医療制度の規制緩和だということが
経済評論家などの間で
定説になりつつあるからでしょう。

最新医術といわれる、
内視鏡手術を受けた患者さんの喜びの姿、
再生手術を受けた患者さんの、
西洋医術絶賛の声が画面
いっぱいに取り上げられます。

う〜ん、さすが西洋の医術だ、
これぞ≪ガン完治、難病克服、アンチエージング≫の朗報だ・・・
と、まさに長寿難病時代が明日にでも
「バラ色の長寿元気時代」に一変するかのような
報道があふれているわけです。

しかし、一方ではどうでしょうか?
それをせせら笑うように、
ガン患者も糖尿患者も増え続け、
ガンに関して言えば、
2人に1人がガンになるといわれ、
連日のように有名人のガンによる
苦闘と訃報が相次いでいます。

≪医師の自慢話や医術万能報道≫に
もろ手を挙げて喜んでよいものなのか?
≪医術の進歩=難病完治≫などと
ただ鵜呑みにしていてよいものなのか?
ズバリ、この長寿難病、情報錯綜の時代には、
患者、とくに高齢者は、
こといのちの情報に関して、より用心深く
医術報道をチェックする必要が出てきたと思います。

なぜならば、
人間のいのちとは、決して
≪機械の部品の集合体≫ではないからです。
病気とは、ただ
≪機械の部品交換で済む≫ものではりません。
部品(=臓器)の切ったり、貼ったりだけで、
元気で長生きの根本治療とはないからです。

僕は、10年のガン闘病体験から
そう思っています。
あなたはどう考えますか?


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2009年8月4日(火)

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