第240回
≪温和力3原則≫を思い出そう!
日本人には日本人の体質に合った
≪健康の知恵≫があることを忘れてはなりません。
これぞ、ゆったり健康法=スローヘルスの原点です。
僕たちの患者懇親会のスローヘルス研究会の趣旨について、
季刊会員誌の冒頭にいつも次のようなメッセージを送っています。
「いのちの手帖」は心のマッサージマガジンです。
◆スローヘルスとは・・・
温かくて和やかな健康法であり、処世法です。
「温和療法」と覚えておいて下さい。
本来、人間が持っている「自然治癒力」を大切にし、
「身・魂・心」のいのち丸ごとを考える・・・
この主旨で設立されたしなやかな集まりが
スローヘルス研究会です。
その会員雑誌である「いのちの手帖」は
ポケット版の小さな雑誌ですが、
「心のマッサージ読本」として、
気楽にゆったりとお読みください。
(WEB版「週刊いのちの手帖」(※1)も発信中です。)
難病のガンといえども、
眦(まなじり)を決して腹を切ったり、
うんうん唸って化学劇薬の苦痛に
耐えることは早く卒業し、
薬草でも食事法、呼吸法でも
応用できるものいろいろ工夫して、
もっと、人生を温かく和やかに過ごしていこう――、
こんな主旨で作った組織です。
そして、何よりも日常生活の基本を
以下の「温和力3原則」として大切にしよう、
それが、再発や転移を防ぐ近道だと
確認しあっているわけです。
1・食べることも大切だが出すことが一番(排毒力)
2・冷えは万病のもと。心身を温めよう。(温和力)
3・ストレスをためるな。希望を持とう。(希望力)
これは、近刊拙著「ガンを切らずに10年延命」でも、
何度も強調していることですが、
この「温和力3原則」を忘れずに、
とくに、この夏の冷房期もうまく過ごしましょう。
※1 http://www.kenko-yojo.com/inochi-techo.htm
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