第192回
新・逆転のガン患者学のすすめ・1――講演集より
≪ガンを切らずに10年延命! 複合漢方力の奇跡≫と題する
80分間にわたる、僕の講演集の抜粋紹介の続きです。
(*この≪講演集・CD&テープ≫は「暦日会」から発売(※1))
僕の講演は、≪逆転の患者学・5つの発想≫に分けて、
話を進めました。というわけで、まずは、
●新・ガン患者学の発想のすすめ・1
≪運は紙一重! ガンは「切らずに治る」こともある≫――
のサワリから始めましょう。
*
≪あなたはガンです!≫といわれれば、
どんな気丈な人でも、
誰しもが「頭の中が真っ白」になるはずです。
僕自身も、ただただオロオロと
右往左往したのが10年前の冬でした。
僕の場合、週刊誌の編集長11年、
いわば、暴飲暴食でふしだらな生活のタタリでした。
体調を崩して53歳で役員を退職。
とうとう59歳の冬、食道に6センチ=ソーセージ大の
悪性腫瘍が発見されました。
食道や胃が引き攣れて嚥下困難を起こし、
ご飯も喉を通らなくなってしまったのです。
まさに、不健康な生活の≪因果応報、自業自得≫でした。(略)
でも、闘病中、カミサンや親友たちがよく支えてくれたお蔭で、
僕は「ガンを切らずに」治す道を選択しました。
この「後押し」や「縁」がなかったら、
僕はむごい食道ガンの手術の合併症・後遺症で、
すでにあの世に逝っていたことでしょう。
本日、ここでノンキに、ガンの話などできないわけです。
(^0^!(中略)
こうして、「ガンを切らずに」スタートした闘病でしたが、
知人たちからは、「手術できないほどの末期ガンなんだ」
「まるでガン病院の中途退学患者みたいなヤツだなァ」
「可哀想だが、アイツもいよいよお陀仏か」と、
哀れむといいますか、呆れる声が風の便りに伝わってきました。
しかし、人間、あきらめずに「いのちを掴もう」と必死になると、
≪縁が縁≫を呼んで、道が開けてくるものなのですね。
捨てるともあれば、拾う友もいるものです。
ここで、ガン克服の
格言めいたことをいわせてもらえれば・・・・、
≪縁と運は紙一重≫
≪ガンは切らないで治す方法もある≫ということです。
そして、≪希望こそ良薬、あきらめは毒薬≫ということです。
もう1つ、格言を使わせてもらえば、
ガンといわれても、≪あわてない、あきらめない、あせらない≫
の3つのAが大切だと思います。
これは、あらゆる人生難局の対処法に通用するはずです。
僕は この逆転の発想法で、
普通の人から見たら風変わりな発想で、
10年間、工夫に工夫を重ねて≪いのちを拾った≫のです。
※1 http://www.rekijitsukai.co.jp/page2.html
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