第191回
講演集「ガンを切らずに10年延命」のサワリ
講演CD&テープ・セミナーを企画販売している会社から
≪ガンを切らずに10年延命≫に関連する
「80分間の講演をしてほしい」という依頼があって喋ってきた――、
演題は≪ガンを切らずに10年延命! 複合漢方力の奇跡≫で、
≪講演集・CD&テープ≫(※1)として販売される――
という話の続きです。
さて、僕の講演は以下のような内容構成でした。
≪「ガンを切らずに10年延命」――逆転の患者学・5つの発想≫
――これからの長い長い「病老」期をいかに元気に過ごすか?――
●新・ガン患者学の発想・1
運は紙一重! ガンは「切らずに治る」こともある
●新・ガン患者学の発想・2
薬食同源=「複合漢方力・20の知恵」を見直そう
●新・ガン患者学の発想・3
「自癒力」=自らの「生命パワー」を高めよう
●新・ガン患者学の発想・4
これからは患者が「主治医」、いや「総合医」の時代
●新・ガン患者学の発想・5
希望こそ良薬!「寝たきり長生き」ではなく「元気で長生き」
*
じつは、この講演CD&テープ・セミナーを企画している会社は、
僕の大学時代の先輩が専務をやっておられまして、
その縁から実現したものですが、人間の縁って面白いものですね。
では、「ガンを切らずに10年延命」が講演集≪CD&カセット≫で、
僕がどんなことを80分間の話をしたか?
その内容のサワリを、数回にわたって紹介したいと思います。
*
先日、ラジオを聞いておりましたら、宗教学者の山折哲雄さんが
「これからは生老病死の内の“老病”期の長い長い時代だ」
と言っておられました。
たしかに――いまや50歳以上が50%を超え、
65歳以上が人口の20%という、
タイヘンな長寿難病時代となりました。
山折さんのおっしゃるように、誰しもが、
長い長い“病と老”との闘いに直面したといったらよいと思います。
ところで、――近年、さらに≪後期高齢者≫という、
イヤなコトバを役所が発案しまして、
大いに、みなさんの顰蹙を買ったことは
記憶に新しいことですが・・・。
現実に、75歳以上、後期高齢者が1276万人と人口の1割を超え、
さらに国家の医療費も年金財政も逼迫。
病院がどんどん減っていることは確かです。
たとえば、――「病院は経営難で潰れる」、ついには
「長患いの患者は病院を出て行け」「貧乏人は死になさい」と、
まさに、患者や高齢者にとって受難の時代になってしまいました。
さらに、もっとイヤな言葉ですが、
≪ガン難民、患者漂流≫という言葉までが流行り、
この現実は、誰しもが≪他人事だ≫などと、
笑ってはいられなくなりました。(略)
もはや、年老いたわが母、わが父の問題ではないと思います。
20代、30代、40代の若い働き盛りの世代にとっても、
<明日はわが身>の避けられない問題となっているわけです。
そこで、このあたりから、
新たな≪ガンからの延命法≫を考えていきたいと思います。
*
続きはまた明日。
※1 http://www.rekijitsukai.co.jp/page2.html
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