ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第152回
「食養生は丸一生」――継続は宝なり

病気治しに限らず、美容痩身にしても、デトックスにしても、
マクロビオティック玄米菜食法が、これほど、
日本の若い女性に支持されてきたとは素晴らしいことです。
10年前に僕がこの食養生法を始めた頃は、
まるでいかがわしい宗教療法と
勘違いする人が多かったわけですから、
まさに隔世の感があります。

ともあれ、この過食飽食と長寿難病が複層する時代には、
元気で長生き、元気で爽やか――、
「いのちを守る」「いのちを掴む」基本原則は、
「食は薬に勝る」という、日々継続型の食改善発想です。

僕はマクロビオティックの中心団体である
正食協会の月刊誌「むすび」誌に、
毎月、「いのちの玄米菜食」というエッセイを
連載していることはまえにも書きましたが、
いま発売中の「むすび」誌5月号のテーマは次のようなものです。

≪第5回≫継続は力なり、継続は宝なり――
「陰陽1日、食養3年、真生活7・9年、無双原理は丸一生」

もうすでに、「むすび」誌を購読しておられる人もいるでしょうが、
「いのち」は「日々の養生継続」によって
掴むものだ――という話ですので、
さわりだけを紹介しておきます。

               *

「継続は力なり」――
小さな努力を積み重ねることが宝になるという
「いのちの金言」があります。
わが家では、毎日、カミサンがふうふういいながら、
玄米菜食メニューを作ってくれているので、
おかげで、この10年間、マクロビオティック食養生法で
「ガンを切らずに延命」を果たすことが出来ました。

●朝食=玄米全粒粉をお湯でといた
 玄米スープをどんぶり1杯。(略)
●昼食=玄米ご飯、味噌汁、おしんこ。
 副食は根菜類にこんにゃく、きくらげ、
 干し椎茸などを入れた野菜煮物。(略)
●夕食=玄米うどん(時には有機そば)と、
 昼食と同じような根菜類の煮物。(略)

「これじゃあ、まるでお坊さんの食事みたいで
スタミナが持たないだろう」と、
大抵の友人たちは訝(いぶか)るのですが、
慣れてみると心配無用。
酒やステーキでぶよぶよしていた体が引き締まる。
結構、食物繊維を胃腸に送り込んで、
老廃物を排毒しているわけですから、
快食ばかりか快便になって野太いウンチが出る。(略)

ちなみに
「陰陽1日、食養3年、真生活7・9年、無双原理は丸一生よ」
と、マクロビオティック実践習得の金言を残したのも
桜澤如一(注・マクロビオティックの始祖)だと
聞いたことがあります。(略)

この「継続の習慣」といいますか「丸一生の習得」が、
凡人凡夫にはなかなか難しいもので、
僕も「真生活」とはいえないまでも、
なんとか「温和生活10年」の境地には
入れたような気がしています。
おかげで、スワッ、ガン再発か?体調がおかしい!と思っても、
昔のようにあわてて病院に駆け込んで、
激烈な化学劇薬にしがみつく
馬鹿なマネはしなくなりました。(以下略)

               *

仕事にしても、勉強にしても、お金儲けにしても、
すべて「継続は力」です。
「一攫千金」「濡れ手で粟」はありえません。
とくに、人生すべての基本である「いのちと健康」に、
「一発屋」願望は禁物です。
「継続はいのちの宝」であることを肝に銘じて、
元気で長生きを果たしましょう。


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2009年4月17日(金)

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