ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第133回
「わくわく、いきいき」・・・ときめいて!

今発売中の拙著「ガンを切らずに10年延命」で書いた、
<複合漢方力の知恵19 「希望力」を高めよう>  
〜ガン延命のひみつは「あきらめない」にあり〜
という項目の紹介の続きです。

               *

●哀しみ→希望→ときめき→明るく前向き→哀しみ

「言葉は力なり」・・・という諺がありますが、
これも、心にときめきをもたらし、
絶望を希望に変えるパワーとなるという考え方です。

日々、ときめき=生命の躍動(エラン・ビタール)を持って
希望を掴む――
これが人生最良の生き方だというのは、
ホリスティック医学の権威・帯津良一医師です。
「心の養生のなかで、一番大事なのは『ときめき』です。
わくわく、いきいきといった感情です。
ときめきは生命エネルギーの小爆発です。
20世紀に活躍したアンリ・ベルクソン(フランスも哲学者)のいう
「生命の躍動」(エランヴィタール)です。
ときめきによって生命を躍動させ、
そして最期のとき、死ぬ瞬間にクライマックスの大爆発を起こす、
というのが生き方の理想です。

ときめきというのは、
自然治癒力を喚起したり病を克服してくれる、
非常に大事な心の状態です。
ときめくためには、何事にも感動する心をもつことです。
固定観念にとらわれ、妙に諦観することもなく、
好奇心を忘れずに、未知のものに接したら謙虚な態度でのぞみ、
そして常に感謝の気持ちを忘れないようにします。

このような態度でいれば、不平不満をいわず、くよくよせず、
いつも笑顔で過ごすことができるのではないでしょうか。
ときめくことがいつまでも続くと、
人は放っておいても明るく前向きになって、
こうして得た明るさや前向きな気持ちは、
哀しみから出発しているだけに、
いつまでも有頂天になることなく、
また、哀しみに帰ります。
ここに、心の循環というのができあがるわけです。
哀しみ、希望、ときめき、明るく前向き、哀しみ、
というふうな流れのなかで我々は、
大いなる命の循環の駒を進めているのです」と。

う〜ん、なるほど。人生って、
ときに絶望の底に蹴落とされるような
ひどい目に逢うことがありますが、
思わぬ縁を貰ったりして
一転して人生がバラ色に変わることもありますね。
その契機は、それぞれの「運と縁」によるといわれるほど、
ある日、突然、訪れたりします。

筆者は、100歳を超えて悠々自適に過ごしておられた
気功の達人・塩谷信男医師の
正心調息法という呼吸法が好きでした。
吐いて吸い、吐いて吸いを・・・25回続ければよいという
簡便なものですが、そのとき、
希望を叶えるために唱える言葉があり、
これがユニークでした。

普通、願掛けは「願いが叶いますように」
と唱えますが、塩谷式では
「願いが叶った、叶った、叶った」と、
過去完了形=既成事実のように三唱するのです。
すると、中には、本当に願いが叶ったりする人が出てきて
元気が湧いてくるというのですから、
いかがわしいなどというより、なんとも温かいユーモアがあって、
この呼吸法が気に入っておりました。
「ガンが治った、ガンが治った、ガンが治った」と
三唱しながら正心調息法をよくやったものです。

               *

ともあれ、薬草・薬食療法で心身を温和にしつつ、
僕自身も『希望こそ良薬 あきらめは毒薬』という
自己流の格言を創って、日々、ときめきながらすごしております。
あなたも気に入ったら、こうした「ときめきの金言」を
部屋に張ったりして使って見てください。


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2009年3月29日(日)

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