第111回
マクロビオティック玄米菜食法・早分かり
前回、<これがわが家で10年間続けた
「マクロビオティック玄米菜食」の基本だ>
という図解を紹介しましたが、
近刊拙著「ガンを切らずに10年延命」では、
僕が、ガン病棟退院後、10年間、休まず続けて、
ガンに負けない体質を作った、
マクロビオティック食養生法の原理も、
分かりやすく解説しましたので、
きっとあなたにも理解できると思います。
たとえば、なぜ、玄米菜食が
本来の人間の「いのちの源泉」なのか?
という問題について、本書では以下のように解説されます。
*
●「穀物:野菜:肉=5:2:1」
歯の数で分かる正しい食事法――
なぜ、人間のいのちには玄米・穀類が第一で、
肉類は二の次なのか?
誰にも納得のいく、次のような
「自然の法則」=たとえ話で覚えておきましょう。
人間の歯は永久歯で28本から32本あります。
このうち20本から16本が臼歯で、
穀類や木の実、豆をすりつぶす歯です。
門歯は8本で、野菜、海草、芋などを食べるのに適しています。
残りの4本が、犬歯で肉食動物のキバです。
ただし、肉食動物ほど尖っていませんから、
肉よりは魚介類などを食べるのに適しているといわれています。
歯の種類の割合で、本来、人間の理想的な
食事内容の割合が決まっているというわけです。
「5対2対1」の割合で、穀類、野菜、たんぱく質を
摂ればよいということになります。
このように食材の選び方、
バランスが大事になってきます。(以下略)
*
どうでしょうか?
これなら、誰にも、
なぜ、いま玄米菜食を見直したほうがよいか・・・
ということが分かると思います。
たしかに、食事は楽しく食べることが大切ですが、
何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」です。
ガン病棟で患者が見放される
「ガン難民」「患者漂流」の時代だからこそ、
わがいのちはわが身で掴み取る・・・といった古来の伝統の知恵、
伝統の医学、伝統の食事を見直しましょう。
えー? いまさら漢方なんていかがわしいな?
えー? そんなみみっちい療法でガンが防げるわけはない?
えー? マクロビオティック玄米菜食なんて分かりづらいな?
えー? 東洋医学なんて面倒臭い!
というまえに、一度、本書「ガンを切らずに10年延命」
を手にとってみてください。
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