ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第97回
マクロビオティック料理・春のレシピ

「食こそ命の源」です。
日本でも「食は運命を変える」といったのは
江戸時代の観相家・水野南北です。
「相法極意修身録」では「食を慎しめば気が開け、
気が開けば運が開く」といい、
「運命の吉凶は食で決まる」としています。 

さて、僕たちのスローヘルスの会が発行している
「いのちの手帖」には、マクロビオティック玄米菜食法に関する
興味深いエッセイが逐次、掲載されていますので、
いくつかを紹介しましょう。

毎号、連載されているのが、
東京医療保険大学教授・野口節子さんによる
「体にやさしいマクロビオティック料理教室」です。
季節に合わせた、料理のレシピが公開されています。
これから春にかけて参考になるレシピを、
「いのちの手帖」第3号から抜粋紹介しましょう。

               *

●体にやさしいマクロビオティック料理教室
春はイキイキした「目覚めの季節」――
自然の力をいただきま〜す!

春には私たちの体のエネルギーは自然と同様、
冬のあと弛み(ゆるみ)はじめます。
そこで新芽類や葉菜、野草など上昇するエネルギーを持つ
春の食品を食べ始めますし、美味しく感じるのです。
調理法は蒸す、短時間の煮物、軽く炒めるなどに、
味付は塩、しょうゆ、味噌などやや少なめに、
漬ける時間を短くした漬け物にしていきます。

今回は、お客様に喜ばれる、
ちらしすしを中心に《春のおもてなしメニュー》を紹介しますが、
さらに“畑のお肉”といわれ、からだをヘルシーに整える
《大豆製品を使った簡単レシピ》も掲載しますので、
春の旬=自然のパワーをたっぷり愉しんで、
美味しくいただいてください。

《春のおもてなしメニュー》
●ちらしずし

〜すし飯には梅酢だけを使いました。
甘みの欲しいときにはおろしりんごやりんごジュースを
梅酢と一緒に使うとよいでしょう。

【材料】(4人分) 玄米 2カップ、水 2と2/5カップ、
塩 小さじ1/5杯、梅酢 大さじ2杯、(具)高野豆腐 1枚、
油揚げ 1/2枚、かんぴょう 1m、干ししいたけ 中2枚、
にんじん 40g、だし汁 4/3カップ、
塩 小さじ1/2、しょうゆ 小さじ1
【トッピング】
☆れんこん 50g、酢を加えた 水 適量、
白梅酢大さじ1、水 大さじ1、きび糖 小さじ 1/2 
☆にんじん(さくらの花型)少々、塩 少々 ☆白ごま 大さじ3
☆くこの実(水で戻す)適量 ☆さやえんどう 適量

【作り方】
1.籾殻を取り除き、よく洗い水を切った玄米は普通に炊く。
  (はと麦を加えるとさっぱりとしたご飯になる)
2.戻した高野豆腐、干ししいたけ、かんぴょう、にんじんは
  小さめの短ざく切りにする。
  鍋に材料を入れ、だし汁を加えて煮る。
  材料が柔らかくなったら塩、しょうゆで味をつける。
3.いちょう切りにしたれんこんは酢を加えた水を沸騰させ、
  サーッと茹で、白梅酢、水、きび糖を加えた酢につける。
4.10分ほどして蒸らした玄米ご飯に梅酢を振り入れ、
  2を入れ切るようにして混ぜる。
5.器にちらしずしを盛り、白すりごまをかけ、
  れんこん、にんじん、さやえんどう、くこの実を散らす。

●豆腐の照り焼き
〜豆腐に少しばかり手を加えた、美味しい一品

【材料】(2人分) 木綿豆腐 2/3丁(1人は1/3丁)、
焼きのり 1/2枚、くず粉 適量、ごま油 小さじ2、
調味液として、しょうゆ 大さじ1、生姜絞り液 小さじ1

【作り方】
1.豆腐は一丁を6等分し、水をよく切る。
2.半分に切り水気を絞る
3.豆腐の上下にのりを張り、
  すりつぶしたくず粉を万遍なくつける。
4.フライパンを熱し、ごま油をひき3を焼く。
  中火でゆっくり焼く。
  よく焼けたら火を止め、調味液をまわしてかける。
5.器に盛り、青みを添える。

               *

続きはまた明日。


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2009年2月21日(土)

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