ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第96回
鎮痛療法や緩和療法に詳しいホームページ

最新号「いのちの手帖」第5号に掲載された藤野邦夫さんの
「イザというとき知っておくべき鎮痛療法と緩和ケアの新知識」
の抜粋紹介の続きです。
話の内容は以下、具体的な鎮痛剤の解説が続きます。

●軽い痛みに使う非オピオイド鎮痛薬
●中程度の痛みにたいする弱オピオイド鎮痛薬
●中程度以上の痛みにたいするオピオイド鎮痛薬
●鎮痛薬が効かないばあいの鎮痛補助薬
●骨の痛みにたいする最新の治療法
●神経ブロックと骨の痛みの新しい治療法
詳しくは「いのちの手帖」第5号を読んでほしいのですが、
最後に、ガン鎮痛療法、緩和療法に対する
患者の心得が書いてありますので、
その部分を紹介しておきましょう。

               *

(略)また好きな音楽を聞いたり、
園芸を楽しんだりするのも効果をあげることがあり、
アロマテラピーでも、朝はグレープフルーツの香りにして、
夜はラベンダーの香りにするというふうに、
アロマペーパーを使いわけると、意外な効果を発揮します。

ガンの治療では、もちろん主治医や医療スタッフを
信頼しなければ、治療が成立しないでしょう。
しかし医師といえども、ひとりの生身の人間であり、
けっして全能者ではありません。
したがって、なにからなにまで、
すべてをひとりの医師にすがろうとするのは、
賢明な姿勢ではないでしょう。
ガンの治療をオーケストラにたとえれば、
多くの人は医師を指揮者だと思っていますが、
指揮者は患者自身です。
内科医、外科医、放射線科医、
腫瘍内科医、麻酔科医、看護師たちは、
オーケストラで楽器を演奏する人たちにほかなりません。
緩和ケアでも、おなじように考えることが必要です。

つまり緩和ケアでは、べつの治療施設、
べつの専門的な知識をもつ医師、看護師
(とくに緩和ケアを専門にするエキスパートナース)たちに
相談するのが、有効な解決方法になります。
そのためには、かかっている病院に
「緩和ケア外来」や「緩和ケア病棟」がないかどうかを調べ、
「緩和ケアチーム」がいないかどうかを
調べることが勧められます。
それがなければ、緩和ケアに努力している、
べつの病院を捜すしかありません。
そんなときには、以下のウェブサイトが役だつでしょう。

               *

そして、最後に、以下のような鎮痛療法や
緩和療法に詳しい機関のホームページも掲載されていますので、
参考になると思います。

●ガン情報サービス(※1
●日本ホスピス緩和ケア協会(※2
●日本ホスピス・在宅ケア研究会(※3
●NPO法人在宅ケアを支える診療所市民全国ネットワーク(※4
●JPAP(Japan Partners Against Pain)(※5
●がんの痛みネット (SCORE・G)(※6

なお、「いのちの手帖」は直販雑誌ですので、
書店では売っていません。
問い合わせは お願いします。


※1 http://ganjoho.jp/

※2 http://www.hpcj.org/

※3 http://www.hospice.jp/

※4 http://www.home-care.ne.jp/net/index.php

※5 http://www.jpap.jp/

※6 http://www.itaminai.net/


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2009年2月20日(金)

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